生後23日目のベンディちゃん。

大きさは生後1週間くらいです。

体重は計ってはいないけれど

バクスター(8キロ)よりも軽いくらいなので

7キロくらいにはなったかと思います。

 

ウォータータンクの写真の中に

二人がいるのよ。

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タンクの上にバクスター。

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タンクの下にベンディ。

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先週はベンディちゃんのおへそから異臭がしていました。

へその緒部分が化膿してしまい、

アイディーンで消毒し、抗生物質をショットしたの。

その匂いも消えたのでもう大丈夫とは思うけれど

そこから判断すると「化膿しやすい体質」かも。

なのでドッキングはまだしないことにしましたよ。

 

さて。

知り合いに娘3人を持つご夫婦がいまして。

そちらから「子羊を3頭ほしい」と言われていたんです。

ニュージーランドの学校では

「ペットデイ」というイベントがあります。

(田舎限定かな?)

ペットデイのために子供たちは

子羊や子牛をボトルミルクで育てて

ハンドリングしたりブラッシングしたりして

品評会みたいなことをするイベントです。

まさに「生きた教育」とはこのこと。

命を育ててその評価を得るんだから素晴らしいと思います。

 

友人宅はデイリーファーム(牛のミルクをとる牧場)ですので

子牛を育てたりはしていたんだけど

娘3人が子羊を育てたいと言い出したそうで。

 

先日、うちでは三つ子の子羊が生まれ、

母羊は3頭ともきちんと育てているので問題はないのですが、

そのうちEwe lambを1頭預けることになりました。

女の子なので将来うちに戻ってきて繁殖の仕事をしてもらいますが

人の手で育てられれば人間にもなつくので扱いやすいという

利点があります。

 

そしてベンディちゃんもそのお宅に一緒に行くことになったの。

すでに人間になつき膝の上で寝てしまうほど。

子供は育てやすいでしょう。

ペットデイに出すには曲がった足の見た目は悪すぎますが

「障害のある子羊を育てて頑張ったで賞」みたいなものは

もらえるかもしれませんね。

 

もう一頭は、他のファームからもらえることになったというので

うちに2頭欲しいとリクエストがありました。

 

私はベンディがパドックに行くまでそばにいたいと思ったくらい

かわいくて仕方がないんだけど

子供たちにとってはいい勉強になるよね。

可愛がってくれるなら・・・・・とお嫁に出すことにしました。

 

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嫁入り先の娘(11歳)は

ベンディちゃんに会ってすぐに心を奪われたそうです。

曲がった足をまっすぐにしてあげるんだと

テーピングとかして骨の形の矯正をしたいと言っています。

 

ペットデイが終わればまたうちに戻ってくるので

それまで11歳のママに育ててもらうことになりました。

たぶん、2~3か月くらいしてから戻ってくるかなあ。

 

今まで何頭もペットラムを育ててきましたが、

ベンディちゃんはほんとに扱いやすい性格でした。

鳴き声もうるさくないし、夜泣きもしない。

朝、おなかがすけば軽く「ンマ~」という程度。

パドックで姿が見えなくなった時の

泣き叫ぶ声ですらうるさくないからねえ。

 

お嫁に行く前に、綺麗にブラッシングしてあげたよ。

戻ってきたらすぐにパドック放牧。

その時は真っ白で「プリンセス」感が出ることでしょう。

一緒にお嫁に行った三つ子の一人も

もちろんプリンセスになって帰ってくるよ。

 

だけど、さみしいなあ~。

家に帰ってきてベンディちゃんがいないって。。。

 

 

おまけ。

 

オーチャードのベンディちゃん。

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オーチャードのミニちゃん。

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