数年前、免許更新をしに日本に行ったとき、

たまたま誕生日が二日違いの母とともに

講習を受けました。

その時、母は

「お母さんは、75歳くらいまでしか

運転する気ないんだよ。

年とったら運転も危ないしょー」と言っていたのです。

当時私は

「運転に関しては個人差があるので

本人がいいと思うまで運転していいと思う。

実際に、ニュージーランドでは80歳90歳の

高齢ドライバーはたくさんいるよ」と言っていたのです。

そして母は生涯で最後の車になるだろうと言っていた

軽自動車を乗っていました。

 

月日は流れ、母現在75歳になりました。

 

先日、姉にメールを送った母。

「車のエアコン壊れてさー、直すのに10万円かかるんだって。

来月車検でさらに10万円かかるから、

新しいの(130万円)買ったほうがいいべかー?

今の車、もう10年乗ってるしさー。」

 

それを見た姉、即、私に報告してくれました。

姉妹の意見は一致。

「絶対に新車はいらない!もう車は乗らない方がいい!」です。

 

免許更新から5年。

母は確実に歳をとりました。

判断力も確実に鈍っています。

何よりも、不測の事態にかなりテンパるようになっている。

 

母の考えはこうです。

「もしも、車の運転をしなくなったら

新しい車を〇〇(私の姉)にあげればいっしょー」

 

いやいやいや。

いらないから!!!

車って保有しているだけでお金かかるもんなんだよ!お母さん!

今、姉の家に車一台あって、セカンドカーいらずの生活しているのに

なぜいまさら2台目が必要だと思うんですか???

 

姉はやんわりと

「私は車は一台でいいと思っているからいらないよ」と

お断りしました。

 

それにしても、びっくり仰天。

今年の日本は確かに暑いらしい。

でも北海道の夏は短い。

エアコン使わなきゃいけない時期なんてすぐ終わるでしょ?

そんなものに10万円かけるとか私にとってはありえない。

どうしても真夏に車に乗る用事があるなら

タクシー使えばいいじゃん!

タクシーで10万円以上使うなんてそうそうないでしょ。

てか、新車を買うとか言って、

あんた一体あと何年車乗るつもり!?

 

昔は用心深かった母、

できるだけ人を乗せたくないと言っていました。

しかし今は

「命の保証はしないからね~、キャハハ」と言いながら

近隣の老人を乗せてあちこち運転しているそうです。

 

たのむーーーー。

やめてくれーーーーー。

命の保証はしないとか言っているけれど、

何かあったら訴えてくるのは遺族だぞ!

ご本人はお空の上なんですからねー!(≧◇≦)

 

数日後、姉はやんわりと

「2台目の車は必要ないよ」とのメッセージを送りました。

すると

「あんたがいらないんなら買わないかな」って。

ワタクシ、ホッとしました。。。

しかし姉は、

「私がいらないって言ったから 買わない、、、みたいに

責任転換してるんだよ」と。

そうなんです。

母の性格だと、まさにそういう考えなんですよ。

 

あまりにも軽率すぎる母の行動と身勝手な考え方。

年齢とともにどんどんひどくなっています。

本当に今すぐにでも運転をやめてもらいたいよ・・・。

そこらで徘徊している老人とかひき殺さないでくれよ。(._.)

 

数年前、友人の母上が自宅に戻る道中で

運転を誤り、道路わきの崖(私道)を転落しました。

同乗者はいなく、自損事故ですが、

それ以来、運転をやめたそうです。

 

自分の運転に自信がなくなった時がやめ時だとは思いますが

今の母はなぜか湧き出てくる自信があるらしい。

怖すぎる。。。

 


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