ちょっと前の話になりますが、

春っぽく穏やかな日が続いたときのこと。

 

義姪のファームにピーターとピーターのお姉さんの

羊を放しています。

羊ってね、馬と違って通路とかにも放せるの。

で草刈りしてくれるからいいのよね( *´艸`)

私たちの羊は、「食用」です。

一頭だけタマタマつきの種羊がいて、

残りは母羊か子羊です。

 

今シーズンは早々にツインが生まれたのよ。

1か月たっても他の子羊はまだ生まれません。

1か月もたつとラムちゃんたちはムチムチしてくる。

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この日、このツインの男の子は

タマタマに輪ゴムをまきました。

男性生殖機能を不能にするのです。

そしてしっぽの付け根にも輪ゴム。

血の通わなくなったしっぽはいずれ腐って

ポロリと取れるのですよ。

 

輪ゴムをつけて少しすると

彼らは座り込むことが多いです。

何かしらの違和感は感じているようですね。

 

それと、先日お肉になるはずだったのに

うまいこと逃げのびてしまった1頭、

とうとうお肉になる日がやってきました。

お友達に

「お肉がほしい?羊がほしい?」と聞いたんです。

なぜなら、肉で渡す場合は、ブッチャーの料金が

75ドル上乗せになるからね。

ニュージーランドで生まれ育った年配の男性ですから

「殺すのは自分でやるよ。」って。

 

引きずりだされる羊。

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レディートゥイート ないいサイズでしょう( *´艸`)

 

ホームキル(出張とさつ業者さん)がくるときは

トラックの後ろにつるし切りするための道具があります。

ですが、個人的にする場合は

そんなハイテクなものは持っていませんから

木にロープをひっかけてつるし切り(*^-^*)

さばく要領はどこも似たようなもんですね。

 

いままで業者さんの邪魔になると申し訳ないので

手を出したことはないのですが、

今回は友達と言うこともあり

皮を剥ぐ作業をやらせてもらいました。

 

てか。

 

剥げねーーーー!!!

 

かなりの力が必要な仕事でした。

友達二人も汗だくになってやっていたよ。

なるほど、ピーターがブッチャーに預託するわけだ。。。

ブッチャーの仕事見ていると

簡単にはぎ取れるイメージだったんだけど

実際やってみると違うものね~。

 

今年は知人から子羊を20頭か30頭引き取る予定もあります。

それらは現在住んでいるバーンハウスのパドックで管理。

ミルクをあげるのは私と大家さん(*^-^*)

ミルクあげたりするとなついてくれるから

かわいいのよねーーー。

20頭の男の子。

何て名前つけようかしら。。。

イチロウ、ジロウ、サブロウ~

って考えているとね、2~30頭までは無理!

こんなふうにまるでペットのような気持ちになるけど

こっちも「食用」( *´艸`)いひ。

子羊のファームオーナーと話をしたら

まだそんなに生まれていないそうです。

オーナーさんは、1トンのミルクを買い付けるそうで

子羊につけてあげるんだってさ。

一袋5キロのバッグだから200頭分です。

うちのパドックもフェンシングと羊待機小屋の準備をしなければ。。。

子羊に間隔の広いワイヤーフェンスは

意味がないのでね・・・。

 


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