パプが天国へ行ってから1か月。
亡くなる数日前の出来事や容態、
パプの表情などが鮮明に頭によぎり
また悲しみに覆われています。

パプがいなくなった我が家に、お隣のわんこが来るようになったと
言う話を以前しましたよね。
お隣わんこの「サーシャ」です。

最初は、私にほえて近づかなかったのに、
今や全くほえなくなりました。
私が「サーシャ」と声をかけると寄ってきます!
家の玄関を開けると中に入ってきます。

むふ。
手なずけた。ヽ(^o^)丿

そんなサーシャ。
帰宅したらブライアンとお出迎えしてくれる。
私が薪を割るのも気にせずポーチで寝てる。
そこへお隣さんがやってきました。
「僕たち、これから出かけるんだけど、サーシャをそのまま
おいていってもいいかい?」
断る理由はないわよ~。
「2時から仕事へ行くからその間、ブライアンとサーシャふたりで
お留守番することになるけれどそれでいいなら」
てな感じでドッグシッターをしていました。
そして仕事へいき、再び帰宅したのが夕方5時ころ。
お隣さん一家も帰ってきてサーシャを連れて行きました。

そしてまた静けさがやってきた。
その夜12時ころかな。
外でがさがさと物音が聞こえる。
ブライアンの発する物音とは明らかに違うので
外に出てみるとまたサーシャがいる。
そして、うぉぉぉぉぉん!と一声出し始めた。

まてまて!
真夜中だよ!
吠えるな、サーシャ!!

私にほえているのではないので呼び寄せます。
すぐにやってきました。
するとブライアンもカーポートから出てきた。
二人をとりあえず家の中に避難させました。

私も仕事があるので3時半には起きなければならない。
外で吠えられるわけにはいかないんです。
もちろん、吠えればお隣さんが気づいて家から出てくると思います。
でも、そのまま家の中に入れちゃったもんね。
で、ブライアンとサーシャと3人でラウンジで寝ちゃいました。

やっぱ。落ち着くなあ。
家の中に誰かが一緒に寝てくれると。。。

ブライアンは残念ながらその代役はできません。
以前は家の中で寝ていたブライアンですが、
彼はてんかん持ちなので発作が家の中で起きれば
おしっこが発作に合わせて出てしまいます。
発作のたびに外に引きずり出していたのです。
発作の音と、体を掻く音がそっくりでブライアンが動くたびに
飛び起きて寝不足となりさらには緊張感の抜けない状態。
そしてブライアンは家の中に入れないと要求吠えをする可能性があります。
だからブライアンは完全に外で寝ることになったのです。
それゆえ、パプだけが家の中で寝ていたというわけ。
パプはおばあちゃんだから体温管理も気にしていたしね。

現在、ニュージーランドは冬で、カーポートは屋根はあるけれど
外気温と一緒です。
ブライアンは丸くなってねていましたが
家の中では四肢をだらんと伸ばし寝転がってます。
やっぱりおうちの中はゆっくりできるんだね、ブライアン。
でも、今日だけだよ。
一緒に家の中で寝たいけれど、今日だけね。とブライアンに話しかけます。

翌朝、サーシャとブライアンに外でご飯をあげて
私はそのすきに車に乗り込み出勤。
帰宅するとサーシャはいなくなっていました。
お隣さんが連れ帰ったのでしょう。

サーシャ、自分の家にいる時間よりうちにいる時間のほうが
多くなっているんじゃない?笑

本当はエサはあげたくないんです。
サーシャが勘違いしてもっとなついてしまうと困るからね。
どれだけなついても、サーシャはうちの子ではないんです。
だから毎日遊びに来てまた自宅に帰ってもらうのがルールだと思います。

この日の夜、ブライアンはまたさみしそうでした。
誰かと一緒にいるうれしさを思い出すと一人になった時のさみしさが
倍増するのはブライアンも私も一緒のようですね。