21日は弘法市でした。
新幹線で京都に着く時に東寺の五重塔が見えると「京都に着いた!」と思いますもんね。私はこのお寺が大好きです。

朝の5時からやってはります。今はまだいいけど、冬は寒いよね🥶私はお昼過ぎにちょこっとだけ覗きに行きました。

東寺は弘法大師ゆかりのお寺。空海は、高野山を修行の場として開いたわけですが、布教となれば、やはり人の集まる都市のお寺として嵯峨天皇が空海のために作ったお寺なんですよね。空海は中国に渡り密教を持ち帰り、布教に努めましたが、やはり空海は宗教界のスパースターだったんですね。別格だといつも感じます。天皇がお寺プレゼントしてくれるんですよ‼️周りからの嫉妬も凄かったでしょうね。

中国に渡って密教を勉強した時にも、空海の才能と素養の素晴らしさに(字が上手いだけではなかった)惚れ込まれてしまって、中国の密教経典を全て託されてしまいます。とても魅力的な人だった事はわかりますが、きっと中国でもこのまま長居するのは危ないと思ったと思います。空海が中国を去ってから、密教が廃れて無くなってしまいました。そういう運命だったのですね。

空海は中国から日本に命懸けで経典を持って帰ってきて、すぐには京都に上がりませんでした。船で到着して九州の山の中のお寺で2年ほど潜伏生活を送ります。20年の留学年数を終えていなかった事もありますが、総てを手にした学問と自分が手にした経典は世の中の影響力がものすごい事がわかっていたんですね。このまま鳴り物入り京都に戻ると「殺されるかもしれない」と察したのでした。

セルフプロデュース力の凄さですね。中国に無駄にいる事もるないし、密教を伝えきれず殺されるのも困ります。入定で最後を遂げますが、高野山にはいまだに、弘法大師に1日2食の食事が運ばれています。

弘法大師のドラマチックな逸話や歴史話が私は大好きです。

これを見て、なんだろう?初めて見ます❤︎

これ初めて見たんです。高野槇という物らしいです。高野槇とは古くから聖地と知られる高野山で採れるマキ属の針葉樹。「その枝を仏教の宗派を問わずご仏壇やお墓に供え、高野槇だけもしくは他の色のついたお花といっしょにおそなえしてな、槇は2ヶ月ぐらい保つんやで!」(byバス停でこの槇の束を抱えてたおっちやん)教えてくださりありがとうございます😊


21日は弘法大師の月毎日なのでこの日に縁日市をたてるようになったといいます。縁日は文字のこどく、縁をいただける日という事で、この日にお参りするとご利益は倍増するとされています。


植木も昔ながらの最初からあった出店だそうです。

盆栽もいいよね!可愛い😍と思いますが、私はいろんなところを回遊してるから世話が出来ないので、買わない様にしています。


骨董品も出てます。今日は骨董屋さんは少ないですね。いつも覗く、漆器屋さんもやはり来ておられました。


弘法市よりも骨董品は第一日曜日のガラクタ市の方がとてもたくさんの骨董屋さんがやって来ます。私はガラクタ市の方がお目当ての物があるからそれを目指して行く事が多いです。


参道にもたくさんお店が出てますね。今日は庭師さんが来たりして来たのか14時だったので、そろそろ店仕舞いしておられました。

弘法市に来れてよかったよ❤︎やっぱりここに顔を出すと京都来たね‼️と嬉しく思います。来月も弘法市が開催されます様に🙏