真鍋先生インタビューの「どうして日本に帰らないのですか?」と言う質問のお答えがもとても素敵でしたね。なんとなく笑えるけど、耳の痛いお話でした💦


家の父と同じ歳なんですよね。父は亡くなったけど、私の記憶があってれば15歳ぐらいで終戦を迎えて、その時代に東京大学に進学できるのはかなりお家も恵まれて、ご本人もとても優秀なんだと思います。私は学歴重視ではないのですが、全てに余裕を感じますね。

もうある所で、プライベートでお会いしてビックリしたのは、出光昭介さんです。父と同じ歳で、なんとハーバード大学に進学されてます。超サラブレッドなんですね。敗戦国の日本からハーバードに進学するのは、差別もすごかったろうし、その当時のご苦労も想像出来ないくらい大変な感じです。父がよく話してくれた日本の敗戦後の話を聞く上で、その様な別格の方がおられる事がやはり驚きがありました。

父は工務店のおっちゃんでしたが、その環境で与えられた仕事を立派にやってくれたので、本当に、私はありがたかったです。家の息子も主人も、そんな父の姿を見ていて、忖度はなく、とても尊敬してくれていました。それで、父もとても喜んでいたし、それは私が出来た唯一の親孝行かな?と今となっては思います。

今、「ガチャポン人生」と若い子たちがいいますが、その話がとても嫌です。もちろん、そんな生まれついての差はとてもたくさんあるに決まっています。美人さんに生まれただけで丸儲けじゃないですか(笑)その話のどうしょうもない話をして諦めてる気がしてなりません。その与えられた環境で力を発揮すればいいだけなのになぁ〜と思います。これからの若い子に期待はしていますが、とても国力が落ちていますよね。これって学力に反映されている気がします。私の周りに若い子が沢山いるのでやはり気ならるんですよね。

とても、偉そうですが、人って「枯渇する事」が重要なんだと思います。それによって、憧れたり、悩んだり、力を付けたり、乗り越える力を産むのだと信じています。なので、戦後日本がこれだけ発展したんですもんね。

都会で生活するのは、体力もいりますし、能力も必要です。また、金銭的にもとてもハードです。だけど、若いうちならいろんな世界が拓けますから、やはり、憧れて、悩んで、力をつける場所としては良いと思います。だけど、仕組みが悪いんですかね?私はなんとも出来ないけど、なんとかしなくてはと焦るのは私だけなんでしょうか?

真鍋先生の言う通り、日本は協調性をあまりにも重んじるので、天才や尖った人は力を発揮しづらいのだと思っいます。そこに留まらなかったからこそ真鍋先生の成果が認められたんだとつくづく思う朝でした。素晴らしい素敵な人生ですね❤︎