六角堂に実はとても良く行きます。家から近いと言うこともあります❤︎本当の名前は紫雲山頂法寺というんですね。通称「六角さん」華道の池坊の発祥の地でもあります。


私は、池坊の生徒では無いのですが、足が向いて少しここで一服したり、場所が丁度良いのと、いろいろと時間をここで過ごしているのです。


Netflixで見た「花戦さ」これなかなかに面白かったです。これも六角堂で池坊のゆかりの場所で繰り広げられる映画で、京都に足止めに2週間あった時に、暇つぶしに全く期待しないで見たのですがなかなかでした。池坊専好さんのお話です。


主演の野村萬斎が良かったと思いました。専好さんは人の顔が覚えられない発達障害(この表現は不適切かもしれません)と描かれています。私の友達にもそれと同じタイプで、超天才がいます。私の顔は覚えてくれていて「なんでわかるの?」と聞くと口元にあるホクロと仕草と声で記憶するそうです。ナルホドキョロキョロ


この映画は、少しコミカルな感じに仕上がってましたけど、そこが重くなくてよかったんですよね。いろいろ作られてる同じ時代の「利休」の映画などは、なんとも重たくて、なんかつまらない映画が多く、突っ込みどころも満載ですが、これはなかなか良い感じに出来ていて軽かったです。この映画の後に六角さんに行くとまたなんかより親しみが湧きますね。


六角堂はもとは聖徳太子が建立したと言われる建物ですね。まだ、都が奈良の時代、奈良に建設するための寺の材木を、まだ田舎だった京都に探しにやってきていました。その時、この池で水浴びをして身を清めた時に枝にかけた念持仏が動かなくなり、とても大切な物だったので、困って立ち往生するのですが、「ここにとどまる」というお告げの夢から、聖徳太子が大切な仏像のために六角堂を建立したと言われています。


六角のへそ石!京都の真ん中(中心)という事らしいですが(あとづけ)このヘソ石の真ん中に木材を刺して、鴨川が氾濫した時の逃げるための目安にしていたと言う話と、建物を建立するための土台だったが使われて無かったという説があります。あるとこから移動したという話もあるんですよね。これも六角形なんですよね。ちょっと端折ってます。

六角の柳はとても縁起の良い柳で
嵯峨天皇がこの柳の下に立っているこの世の者とは思えない美しき女性と結婚したことから、この柳の木に願をかけると良縁に恵まれたり、恋が成就すると言われているそうです。でも「柳の下にこの世の者と思えない」って、なんだか恐ろしいものを想像しちゃいますガーンおみくじを、柳の枝の二本の枝に渡して結び付けると、良いのだそうですが、この柳の木、沢山のおみくじを恋する二人が結んでるから、見た目が気の毒なほど、かなり重たそうです(よう知らんけど)

また、私は山鉾町に住んでますが、祇園祭のお当番で朝お掃除していたら、ウチの山の御神体に池坊の大先生が、毎朝、お花を生けにいらしてました(ありがたや🙏)その事を池坊を習ってる友達にメールしたら、「何先生だろう?写メして送って!」て返事が来たけど、そんな恐れ多い事できません💦かと言ってお名前を聞く勇気も有りませんでしたチュー町内会長さんから「御神体は写真撮ったらあかんからね」と念も推されてるしニヤリ

六角さんはものすごくいろんなものがたくさんあります。お話はまだまだあるので、お話はまた明日につづきます❤︎