ドラマネタですが😅


最近のドラマの中で一番自分はヒットしたなぁ〜とてもよく、構成されてましたね。東京の生活が本当にあんなにオシャレと絶対違うけど💦いろんなことに響くよう、なかなかの設定だったなぁ〜


松たか子が綺麗だけど、いい感じに歳をとってきたのを、隠さず写していてよかった。横顔のアップのアングル、ほっぺが少し下がってるのを隠してない「あーこの人も歳をとるんだ、絶対ここは撮られたく無いアングルだよね」と思ったけど、それを何度も許しているから、なかなかのリアル45歳の等身大な感じなんですよね。絶対、one cutづつモニター自身がチェックするから、この弛みがキツイと気がつくはずです。



そして、若者はテレビを見ない!うちの息子も全く見ないし、お仕事先の学生さんと話しても、一人暮らしのテレビの無い子が多いです。うちの子も別に住んでるけど、テレビは持っていないですね。なので、若者は連ドラなんか見ないし、見たとしても、有料配信を全話続けてみるんですよね。


なので、テレビの連ドラは若者向けの番組は無いと言ってもいいかもです。なのでことドラマもしっかりとターゲットは40、50代のオバチャンおじちゃん達なのですよね。家のリビングに大きな大きなテレビを持っているのもダサイ的な感覚もあるかもです。


「大豆田とわ子…」はそこのリサーチとその世代の人にヒットする内容に練られていて、その世代の人に刺さるストーリーと設定とスタイリングなってるんですよね。パラリンピックの後だったからとても感じた、ナレーションの入り方。目の不自由な方の音声ガイダンスの様な言い回しで、独特のナレーションが入ります。これもなかなか斬新でした。



こん風に、元夫3人に関わるなんて現実ならありえないし、だけども、それ以外は絶妙にあるあるなんだと思いました。「反抗期の娘が家を出て寂しい日常」だったり、「もう一度くらい素敵な恋がしたい」とか、「私こんなに頑張りたいわけじゃ無いのだよね仕事」みたいな重圧、「悲しい親友との別れ」そう別れは突然やってくるのです。私もここ数年間に友が何人か突然亡くなりました(わたしも死にかかったけど)それは、あまりに突然でビックリしました。「今は居ない親の秘密」だったり、40後半からアラフィフには、体験あるあるが詰まってるんですよね。


渋谷(富ヶ谷、笹塚、神宮、西原)でロケされては事が多いなぁ〜と思いますが、あー憧れセラー付きの冷蔵庫(デザインが好きじゃ無かったけど)など気になり調べると150万円の高級冷蔵庫💦家具はいまいちセンス悪いじゃないと思ったら、大塚家具か多かったんですよね(やっぱりね)しかし、料理は深夜食堂の飯島奈美さんだったし、スタイリングも超有名な人と広告代理店の友達が言ってました。音楽も良かったよね。エンディングの曲も松たか子さんが歌う事が決まっていて、すごく悩んでラップ調にしたんだそう、ラッパーも他の元夫も参加して唄って(これが個性があってなかなか良かった)毎回メンバーが変わるのも秀逸でした。ラッパーの人も毎話、違う人がやってて(なので全話分エンディング曲がある)サントラ聴いたりしてる♪ロスな私笑い泣きかごめのお葬式でかけるためのレコードをとわ子が探しに行くのも、いいシーンだった。その後にその曲はかからないんだよね。凝った作りです。ドラマ中の料理してる時の曲や効果音も素晴らしいと思いました。


本当はありえないシチュエーションだけども、ちょこと幸せだけど、いっぱい怖い不幸がやってきて「まぁーそんなもんだね」と安心してしまう、何というか〜ソフトホラー仕立てになっております(笑)私のツボは、昔書いた書初めが出てくるの!笑えたなぁ〜。


このドラマが突き刺さるのは標準の生活をしている普通な事に幸せを感じる人なのだとも思いました。結婚して、子供に手を焼いて、夫の悪口を友達と話す主婦だったり、家族のために一所懸命働いてるのに疎外されがちな夫だったりと!脛に傷をいくつか持ってる大人にヒットする❣️と思いました。そんな感覚からかなり外れるウチの夫は、このドラマを観てケチョンケチョンにケナしておりました「つまらないドラマだ😤💢」と、そもそも君は世の中の標準や普通じゃないからね。自分のことわかってるチーンわかって無いもんねてへぺろそう、ウチの夫は変人です。


この何気ない、普通の生活の中の物語を、これだけのスタッフの能力で作ったのがやはりこのドラマのヒットに繋がっだったんだなぁーと少し時間が経って改めて思いました。見逃した所があるからNetflix配信してるからもう一度観よーっと思っています。