写真は他のお家だけど、二階に虫籠窓をつけていただきました。これは窓が開かないけど、光を取り入れるための小さな窓です。今はまだ、木で組んであるだけなんです。京町家特有の低い二階(厨子二階)にある、塗り壁の窓のことで、その姿形が「むしかご」のようだから、とされるのが通説。姿を消しつつある意匠の一つ。

二階はとても天井が低いです。低いところは私は背が高いですから、頭を打つこともあるぐらい天井が低くなります。でも、寝室は天井が低い方が冷房と暖房が良く効くからその方がいいと思います。

寝室にはベッドを置く予定です。今からベットもどれにするかは探しています。ここの路地は静かな路地だから睡眠は気持ちよい時間が取れそうです。

虫籠窓の話に戻って、我が家では、この窓はウォーキングクローゼットの光取りになります。中は今風ですが、外は出来るだけ昔の町家の風情を守った建物になります。