私の所有した京都の町家は、3軒長屋の端になります。とても小さな物件だから、色んなことがあるんです。

結局、元あった階段も取ってしまって、お隣との隣接している面にもう1枠お家を作り込む形になっています。大黒柱もお隣との面の柱は共有なんですがそれを新たに補強しています。初めて見るスタイルです。でも、小さいのに頑丈に作ってくださってます。

「お孫さんが来ると階段をコツコツと昇り降りする音がしてたんやで〜」お隣の一人住まいのお婆ちゃまのお話です。「そうなんだ!階段の昇り降りも気をつけよう」お隣との境も断熱材と防音材も入れてもらいました。

また、町内会長さんからも「民泊とかせんよなぁ?」と念を押されました。「外国人や若い人が、ガラガラとハンドキャリーでこの路地に入って来られると、困るねんな」と言われました。京都のお家に確認をしに行く時、私も旅行者だから小さなスーツケースを持っていきます。その話をされてから路地に入るとき、ハンドギャリーをゴロゴロせずに抱きかかえて路地に入るようになりました(笑)

やはり、気を使います。工務店の大工さんからも色々情報を聞きます。やはりできるだけ色々聞いておいた方がいいもんね〜出来上がってすぐは、あまり人を沢山呼んだりしちゃダメだね!静かな路地だから〜気をつけなくちゃです。