京都に遊びに行くようになって、お店の作りや家具や器が、関東より関西方がとてもこだわりのある人が、本当に多いのだと感じました。私が結婚してから使っていた家具は、バブルの頃のイタリア製の家具でした。今考えると、若気の至りで、天板がガラスで出来ていて、とても、スタイリッシュですが冷たい感じです。私としてはもう少し、暖かい感じとナチュラルなものにしたいなぁ〜と思っていたので、5.6年前から京都のおしゃれな飲食店の家具などもとても気になりました。

とあるバーとても座りやすい椅子が有り、「これはどこのメーカーですか?」と聞くと「樹輪舎さんですよ」と教えてもらったのですが、しばらくしてまた京都の飲食店でいいなぁ〜と思うカウンターと椅子があって「この椅子はどこのメーカーですか?」と伺うと「京都の家具作家さんの樹輪舎の八十原さんのですよ」というお返事。「樹輪舎の八十原さんかぁ〜気になる!」と思っていたのです。http://jurinsha-kyoto.com/

それから数ヶ月経って、京都のあるお宅のホームパーティにおよばれした時の事「初めまして家具を作ってる八十原です」と名刺を下さいました。わーここであったが百年目❗️「私、あなたを探してました」とキョトンとしている彼に自己紹介をしたりそれまでの経緯を興奮気味にお話ししました。そんな嘘みたいな出会いが、八十原さんとのはじめましてでした。それからほどなくして、東京のお家のテーブルと椅子とカウンターとベンチを早速作っていただきました。

もう、何年か使っていて、私が一番満足していますが、家族もとても気に入っています。また、我が家に遊びにいらした方は皆さん「いいね👍」と言ってくださいます。基本、樹輪舎さんは関西のお仕事しかされないのですが、私の押しが強すぎたのか(笑)東京にまで納品に来てくださいました。

その後、八十原さんのお宅の彼が製作のキッチンを見せていただきました。「絶対に次回はキッチンを作ってもらわなくちゃね〜」ともの勝手に決心したのでした。やはり、ご縁があったのだと思います。しかも、東京のキッチンじゃなくて京都のお家のキッチンを製作してもらうとはその時には夢にも思いませんでした。最近、京都でご飯を食べていると八十原さんや彼の奥さんに、本当に良く会うんです。お互い食いしん坊ということもありますが〜やはり、お会いする運命だったのだと思ったりしています。京都も広いからそんなにバッタリ会ったりしないですもんね〜多分、家具の作家さんは東京にも福岡や地方にもたくさんいらっしゃるんですよね〜でも、東京のお家の家具を彼に頼んだのは、やはり何かに導かれだのだと勝手に思っています。

今思えば、京都のお家を後押してくれたのも八十原さんです。お忙しいのにお家の物件も何度も一緒に見に来てくれました。今度の家の中心に八十原さんのキッチンが入るのが、それは、それは、今からとても楽しみなんです。家の中心にはオーダーメイドのキッチンが入るんです❤︎市販のシステムキッチンじゃ無いんですよ‼️


なんとなく、京都に本当にちょこっとづつ、一歩一歩話が進んで現実になってきたと思っています。