便が出るまでの残り時間の目安を予測して知らせる機器をベンチャー企業が開発し、年内に売り出す。腹部につけた端末から発した超音波で腸の動きをとらえ、スマートフォンのアプリで通知する。介護現場で役立つと期待されている。

 機器の名前は「D Free(ディー フリー)」。へその下につけた小型端末(縦3・5センチ、横5センチ、厚さ1センチ)から弱い超音波を出し、直腸の動きを把握。排便の10~30分前にスマートフォンの画面に表示する。測定を重ねるうちに、その人の腸の傾向をつかみ、より正確な時間を知らせることができるようになるという。

 開発しているのは、中西敦士さん(31)が米国で起こしたベンチャー企業「トリプル・ダブリュー」。中西さんは1年半前に米国の大学でビジネスを学んでいた時、急な便意に襲われて困った経験がきっかけとなった。「出る時間があらかじめわかれば、役に立つのではないか」という。
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