真夜中のカーボーイ

YouTubeでニルソンの「噂の男」を聴いてました。

「真夜中のカーボーイ」という映画の主題歌ですね。

なんともやるせない映画でしたね・・・

こんなあらすじです。

　金持ち女の相手をして金を稼ごうと、テキサスの片田舎からニューヨークへやって来た
ジョー（ヴォイト）。
だが現実の壁は厳しく、カウボーイを気取る彼の夢は遠のいていくばかり。
そんなジョーが知り合ったのがラッツォと呼ばれる一人の男。
始終咳き込み足を引きずって歩くその小男と、ジョー。大都会のはみだし者同士、
次第に友情を深めていく二人だが、ラッツォの病状は日増しに悪くなっていた。
ジョーは、フロリダへ行くというラッツォの夢を叶えようとするのだが……。

　ふんだんに取り入れられた６０年代末のアメリカの風俗描写の中、
夢はあれどもそれをどう実現していくかが判らないまま、
日々に押し流されていく孤独な男たちを、イギリスからやって来た
Ｊ・シュレシンジャーが活写したアメリカン・ニュー・シネマの傑作。

そしてジョー、ラッツォそのものといったヴォイト、ホフマンの存在感の凄さ
（オスカーは逃したものの、二人そろってアカデミー主演男優賞にノミネートされている）。
その題材と描写から、成人映画扱いのＸレイトとなるが、アカデミー賞
（作品・監督・脚色）を受けた後、レイティングは撤回された。

田舎町から夢を求めてやってきた若者の挫折感がせつないですね。


この映画の主題歌はボブ・ディランを含む数人のミュージシャンに依頼されており、　
ニルソンは「孤独のニューヨーク」を提出したが、映画の編集の際に仮歌として
使用されていた「うわさの男」を気に入った監督の意向により、
そのままこの曲が（再録音されて）使用されることになったそうです。

「うわさの男」（フレッド・ニールのカヴァー）収録。



これを歌っている　ハリー二ルソンという人。

ご存知でしたか？

甘く哀愁のこもった歌声で、「七色の声を持つヴォーカリスト」と評され。　
ジョン・レノンに高く評価され、一時はポール・マッカートニーの代わりに
ビートルズに加入するなどの噂が流れたりしました。

映画「真夜中のカーボーイ」から「うわさの男」がヒット。
さらに、アルバム『ニルソン・シュミルソン』（1971年）に収録された
バッドフィンガーのカヴァー「ウィザウト・ユー」・・（マライヤキャリーの
カバーも有名ですね）が1972年にはシングルとして
全米・全英1位の大ヒットを記録しました。

のちアルコールと薬に溺れ喉を痛めてからは往年の勢いはありませんでした。

ソングライターとしての評価も高く、スリー・ドッグ・ナイトの"One"などの
作曲を手がけています。

これまで、2回グラミー賞を受賞しているんですよ。

ゴルゴ松本という人

最近、TVで見なくなったと思っていました。

あの人文字「命」のゴルゴ松本さん。

最近は少年院で講演をされているようです。


少年院での講演って・・・・

芸能人にとってはどんなものなんでしょうか？

取材してくれるメディアがなければ誰にも認知されず売名行為にすらなりません。


無償ではないにしろそのギャラはたかが知れています。


少年たちにとって自分と似た環境にある芸能人の姿は目標にもなるのでしょうね。



その講演の模様です。

漢字の解説がデタラメとか言う前に彼の熱い「心」を感じて下さい。

第96回 全国高校野球選手権大会

今日は第96回 全国高校野球選手権大会の決勝戦でしたね。


大阪桐蔭（大阪）4－3　三重 （三重）


なんか、久しぶりに「高校野球」を見た気がしました。

両校ともにそんなに際立った選手が居なくて高校生の野球でした。


１５０Km投げる投手もいなければ、本塁打何十本という選手もいません。

高校野球って一発勝負ですから負ければ終わりなんです。

今までの辛い練習をこの試合に賭ける・・・

そのひたむきさが際立った試合でしたね。


勝った大阪桐蔭の選手たちもほぼ全員泣いていましたね。

優勝インタビューでマイクを向けられた中村主将は

「秋にコールド負けをして、夏に日本一なろうと目標を立てて、
　　　それをきょう達成できて、うれしくて涙が止まりません」

とうれし涙を浮かべながら答えていました。


先輩達の偉業に相当なプレッシャーがあったのでしょう。

監督もインタビューで日本で一番の練習量と言っていましたね。


ほんとうに清々しい両校の涙でした。