フィギュアスケート ( ルール そしてプロトコル )

フィギュアスケート ( ルール そしてプロトコル )

ルールの設定 や 成績評価方法の妥当性 への疑問にスポットを当てて行きます

Amebaでブログを始めよう!

ルール上であらかじめ基礎点が設けられているジャンプの種類は現状では6種ある。

この種類分けでいいのか?

 

① A(アクセル)

前向きに踏切り他種より半回転多く回り存在感を放ちショート競技でもフリー競技でも実施要求事項に挙げられている必須のジャンプ

 

② Lz(ルッツ)

トゥ系の利き足使いと反利き足のアウトサイドエッジ踏切りのコンビネーションから跳躍のジャンプ

 

③ F(フリップ)

トゥ系の利き足使いと反利き足のインサイドエッジ踏切りのコンビネーションから跳躍のジャンプ

 

④ Lo(ループ)

利き足側のブレードエッジのみで氷面を捉え踏み切るジャンプ

 

⑤ S(サルコウ)

反利き足側のブレードエッジのみで氷面を捉え踏み切るジャンプ

 

⑥ T(トゥループ)

トゥ系の反利き足使いと利き足のアウトサイドエッジ踏切りのコンビネーションから跳躍のジャンプ

 

この分け方をどう感じられますか?

・ 踏切り向きが前向きの① と 後ろ向きの②~⑥

・ トゥ系種の反利き足踏切り アウトサイドの② と インサイドの③

・ ブレードエッジ系種の踏切り 利き足踏切りの④ と 反利き足踏切りの⑤

・ トゥ系種の②の利き足と反利き足の動きを逆さまにした⑥

 

ではどうして②→⑥に対応した③→に当たる⑦が設けられていないのかと言う疑問が沸いてきませんか

ISUのルール規程に関して「テクニカル・パネル・ハンドブック」には、「表外のジャンプ」としてトゥウォーレイと言うジャンプ種の存在を示しトゥループと区別せずカウントする旨が記されています。

 

このトゥウォーレイが真に⑦に当たるジャンプなのです。

ルッツとフリップで厳しくエッジ区別をしておきながらトゥループとトゥウォーレイのエッジ区別をしないルール設定に何やらキナ臭さを感じてしまいます。トゥウォーレイの存在は基礎点こそ大きくは反映されないかも知れませんがコンビネーションジャンプのセカンドやサードで跳べると言うことです。つまり、②や③の3回転が跳べない選手でもジャンプ種の組み方によってはSEQ(シークエンス)扱いよるファーストジャンプを含む基礎点20%ダウンを免れることが出来たかも知れません。この実力レベルの選手が優勝争いに入って来る可能性はそう高くは無いでしょうから選手本人のモチベーションUP面からしてもいいのではないかと思ったのですが・・・ 2018-19ルールでSEQの形で認められるのはセカンドジャンプがA(アクセル)のみに改定されてしまいました。

この疑問を完全に鎮めてしまおうとでもしているかのようにも思えます。

 

ルッツ、フリップでの厳しいブレードエッジ踏み分け判定で優勝の行方を支配して来たテクニカルパネルたちにとってはトゥループ、トゥウォーレイのブレードエッジ踏み分け検証まで出て来ると既存の検証カメラ1台体制や検証判定開始への判断を全権掌握の現状どおりには立ち行かなくなるのは必至とも言えるが故の事前対処と見えてしまう根深い事項ではないでしょうか。

 

そもそも、ルッツとフリップってジャンプ技量の難易度の問題じゃないですから

(これについては、また別の機会に)