皆さんこんにちは。
リーダーシップ開発トレーナー・コミュニケーショントレーナーの脇坂です。
SONYの創業者である盛田昭夫氏が、井深大氏について以下のように述べたそうです。
「SONYが発展したのを、世間では優秀な技術者を数多く揃えたからだと言うけれども、それは違う。
創業期の頃、我々は二流三流ばかりの集まりだった。
ではどうしてSONYは発展したのか。
それは、ここにいる 井深という人が描く夢を叶えさせてあげたい、
何とかして叶えさせてあげたいとの一念で、それこそ必死で頑張り、能力以上のものを発揮していったからである。
気がついたら、世界のSONYになっていた。この人(井深)は、そんな力を持っているのです 。」
また、京セラを創業された稲盛和夫氏も下記のように述べています。
「従業員に心底ほれてもらう」
信頼していた従業員が会社を辞めてしまうということがあります。
経営者はそのようなみじめな思いをしないよう、心と心で結ばれた人間関係をつくっていくことに、
何としても努めていかなければなりません。
あなたに惚れ込んで、どこまでもついてきてくれる人たちをつくり、
そのようなすばらしい人間関係をベースにして、会社を発展させ、彼らを幸せにしていかなければなりません。
惚れ込んでもらうためには、己を空しくして、従業員のことを最優先に考えることが求められます。
言葉を換えれば、聞こえはよくありませんが、従業員をたらし込んで、自分のパートナーに仕上げるのです。
そのためには、経営者自身に自己犠牲の姿勢が必要です。
「盛和塾 ロサンゼルス塾長例会(2012年10月1日)」要旨
(稲盛和夫official サイトより)
https://www.kyocera.co.jp/inamori/management/motivate/motivate02.html
優秀な人材がいないと嘆く前に、リーダー自身が率先垂範し情熱・熱意をもって事にあたることで、
その情熱や熱意が周囲に伝播していくと思うのです。
そして、自分たちが取り組んでいる事業や仕事が、いかに社会に役に立っているのかという使命感や誇りを持ってもらうこと。
そして、チームのメンバーが「心の底から本当にそうしたい !」という強い動機を持ってもらうことで
人は成長しチームの力は向上していくと思うのです。
【今日の言葉】
「情熱を持つ1人は、情熱を持たない100人に勝る」
(ウォルト・ディズニー:ディズニー創業者)