我が家の小学４年生の娘、えびね（仮名）が通う、公立の小学校に、
読み聞かせに行ってきました。

前回は、
「もう４年生ですしね！」
と、夏目漱石の『夢十夜』を読んだのですが。

夢十夜　他二篇（岩波文庫　緑11-9） [ 夏目　漱石 ]

楽天市場

反応は、まあ、
お察しと言いますか……。
イマイチでして。

今回は簡単な
『早口言葉』
がテーマの絵本。

早口城はやくちツアーおなじみの早口ことば／間部香代／浦本典子／子供／絵本【3000円以上送料無料】

楽天市場

黒板の前で読み進めます。

「このくぎは　ひきぬきにくいくぎだ　

このくじは　ひきにくい　くじだ！」

ペラリ、次のページを捲っていると、

『このくぎは　ひきぬきにくい　くぎだ！』

と、子供達が繰り返しているではないですか！

（え、読み聞かせですけど……！なぜ！？）

私が読むから聞いてくれるかな……💦

「繰り返さなくていいよ〜」

と、声をかけながら読み進めるも、

たいがい繰り返す子供達……。

これが義務教育！？？

読み終わって退出する際も、

「さあ、皆。
おざきさんのお母さんに、お礼を言いましょう！」

と言う先生の声に、

……音頭もなく、
声を合わせて、

「ありがとうございました！！」

え、誰も『せーの』とか言ってないよ？
何と言うかも、先生言ってないよ？

凄いな……、日本の教育なのでしょうか……？

「皆、このあとの勉強、
頑張るんだゾ✨」もう少し大人な言い回しで……。

と決め台詞を残して、帰りました。

４年生の素直さと、
指揮者もいないのに奏で始めた
オーケストラのような
『ありがとうございました』
に、心底驚いた
読み聞かせの朝……。

言われなくても繰り返す子供達