最近SNSをほとんど使わなくなった。

と言っても元から使っていたのは小1時間使っていた程度だったけど。

 

SNSではほとんど発信せずに見るだけで、情報収集として使うときもあれば、なんとなく使うときもあった。

TwitterやInstagramには情報が洪水のように溢れている。それも常に新しい情報が更新される。ネタに尽きることがないので、ぼーっと見ているうちに時間があっという間に過ぎていく。情報収集として使っているときも、気づいたら関係のない情報を見続けていて時間を浪費していることもよくあった。

 

それとSNSでは自分の感情が必要のないところで消耗される。特に人の不安やコンプレックスを煽るような広告、相手の人格を否定するような誹謗中傷、言葉にトゲがある投稿など負の感情がチラつく度に、ジャブを打たれているかのように心のHPがじりじりと減っていくのを感じた。自分には無関係だとわかっていても。もちろん知的好奇心が満たされたり、面白かったりと使って良かったと感じるときもあったけど感情が振り回されている感覚はあった。

 

手放してみてわかる。自分にとってSNSは「一時的な娯楽」だった。その時でその時で喜怒哀楽を感情を消費していたに過ぎなかったなと、今になって思う。誰かが"SNSはデジタルジャンクフードだ"なんて言っていたけど、本当にそう思う。必要だと思って毎日チェックしていた情報も今はもう忘れているし、知る必要のなかった情報だった。本当に必要な情報なら、その時に自分から探しに行けばいいだけの話だ。

 

SNSから離れたことで良かったと感じることは色々あるけど、最たるは家族と過ごしたり趣味を楽しんだりと、自分の好きに向き合う機会が増えたこと。これからも足元にある生活を疎かにしばらくはSNSとは距離を置いていこうかなと思う。