ど〜も〜ナナシーですグラサン


今回は

『ワンダー君は太陽』です!



2017年


監督

スティーブン・チョボスキー


キャスト

ジュリア・ロバーツ

オーウェン・ウィルソン

ジェイコブ・トレンブレイ

マンディ・パティンキン



ストーリー

オーガスト(オギー)・プルマンは

トリーチャーコリンズ症候群が原因で

顔の形が変形しており

27回の手術を受けるなど

長らく入退院を繰り返していた。

容態が安定したオギーは

学校に通うようになるが

クラスメートたちの差別による

いじめを受けふさぎこんでしまう

オギーは自分の顔が普通ではないことを

嘆いたが両親の励ましを受け立ち直り

学校生活に適応するため

家族に支えられながら

懸命に行動を起こす。

当初、オギーの顔の形が

みんなと違うと囃し立てた

クラスメートたちも彼との交流を通して

「人間の内面の価値には

外見で推し量れないものがある」

ということを学んでいき

相互理解を得るようになる・・・





この映画は

本当に素晴らしい映画です!

ぜひ、皆様に観ていただきたい!


世の中にたくさんある差別

その差別、偏見に対して

立ち向かう小さな子供。


トリーチャーコリンズ症候群により

顔の変形で何度も手術をくり返すが

やはり顔は普通の人とは

異なる主人公のオギー。


オギーが教えてくれた事は

とても意味があり意義があることです。


外見上での差別は世の中に

蔓延しています。


本当にくだらなく、悲しいことです。


当事者のその辛さ、苦しみを

なぜ理解できないのでしょうか??


自分がそうならなきゃ

わからないほど、頭が悪いのか?


軽く想像すれば

すぐにわかるはず。


オギーは本作でイジメに遭います。

顔の変形によってです。


よく考えてみてください。

誰が好きこのんでその顔になりたい

と思いますか??


一番辛いのはオギーなんです。

本作ではオギーの親が素晴らしく

そしてオギーもとても綺麗な心を

持った少年のため、イジメと立ち向かい

友達も次第に出来るようになります。



さあ、現実ではどうでしょう?

その辛さを理解し

差別感を持たない方達は

近くにいてくれているのでしょうか?


差別なんて絶対になくすべきです。

助け合い生きていくべきです。

同じ人間なのですから。



しかし、そうはいっても

現実はとても厳しく、辛い目に

遭っている方は

たくさんいます。



オギーに関わらず、外見での

コンプレックスは

当事者にしかわからない

地獄の苦しさがあります。


オギーほどではないかもしれませんが。


肌の苦しみ、顔の形の苦しみ、悩み。


どうしても人と比べてしまう。


『あなたはこの世でたった一人。

人と比べるなんてしなくていい。』


『それはあなたの個性だから。』


そんな綺麗事、現実には思えない。


人と関わり、生きていくしかない

この世の中。


人と人を比べる人間の習性。


誰が可愛く、誰がブサイク。

誰がかっこよく、誰がブサイク。


比べない心持っている人

この世にいるんか??


外見の悩みは

生死に関わる問題です。

その人にしかその辛さはわからない。


そしてその悩みは

人と比べる事により

起こっている。



・・・いつかくるのであろうか?


外見ではなく、内面を重視できる

世の中になる日が。


人と比べない強い心を持てる日が・・・。





生意気ながら

評価は

総合星 10 満点 ❗️

★★★★★★★★★★



哲学

★★★★★★★★★★

涙腺崩壊 涙 とまりまへ〜ん

★★★★★★★★★★

コメディ〜 笑える要素

★★★☆☆☆☆☆☆☆



最後に

ナナシーが選ぶ今回のMVP‼️


『ジェイコブ・トレンブレイ‼️