お盆休みが始まる前に…と我家を7日に出発して、志賀高原の麓に有る道の駅「北信州やまのうち」に着いたのは夕方で、翌日に目的の「焼額山」を歩く予定でしたが、長距離運転や日差しの暑さの疲れも有り、翌、8日は少しユックリと過ごしたり、湯田中駅前に有る日帰り温泉「楓の湯」に入って疲れを落とし、標高の高い、登山口近くのトイレが有る駐車場で車中泊。

 

標高が1600m程も有って、日中も涼しく、夜は寒いくらいで熟睡出来て、9日の朝は登山口へと車を走らせます。

志賀高原信州中野から国道292号線沿いの高地で、その中心部には多くのホテルやスキー場などの建物が建ち並び、観光バスや合宿に参加する学生達を載せたバス、湯田中駅からの定期バス、マイカーなどの交通も絶える事が有りません。

 

僕達もその内の一台ですが、国道を走っていると、ホテルなどの建物の間の樹間から黒い動くモノが眼の前に…な、なんと、こんな所に熊が…ホント、ビックリです。

まぁ、地理的には標高の高い山の中なのですが、付近は建物群で都会並みで、散策したり、トレーニングで走ったりしている人も居られるのです。

僕が気弱なのか?…やや気持ち的にビビッてしまったのは正直、本当のトコロです。

 

それでも「まさか、僕達とは出会うまい」という気持ちが勝って、中心部の奥、志賀高原プリンスホテル西館前に有る「焼額山登山口駐車場」に車を停めます。

焼額山2009mを選んだのは、先ずは登山口が標高1600mなので夏場でも涼しい事、累積標高差は430mくらいで歩行距離は6.5km程度と、夏場の軟弱者には最適なのです。

しかも、その山頂部は稚児池湿原稚児池という綺麗な池が有るのです。

ただ、登山道の多くがスキー場ゲレンデだというのが気に成りました。

 

 

志賀高原プリンスホテル西館前に広い登山者用駐車場が有ります。トイレは有りません。

 

 

 

林道を少し進むと右側に登山道入口が有ります。

 

 

自然林の気持ちの良い登山道を緩やかに登って行きます。

 

標高が高くて空気は涼やかでも陽射しに当たれば暑いので木陰の道は良いですね。

 

暫く登って行くと、目前が急に開けてスキー場に飛出します。

 

 

一面にお花が咲き乱れて綺麗です。

 

 

 

再び森の中に入りますが、直ぐにスキー場ゲレンデに飛出します。

 

 

此れまでで1/3位でしょうか、残り山頂部迄の2/3位はスキー場のゲレンデを歩きます。

 

 

眼下には志賀高原のホテル群がガスに霞んで見えています。

 

 

 

山頂部のリフト施設建物左側を登って行きます。

 

木陰の道からは木道を歩きます。

 

 

 

木道の分岐が現れます。周回散策木道に成っているので何方からも山頂へ行けますが、近いのは左折れです。

木道が散乱しているのは熊がシロアリを食べる為に荒らした跡で、熊の糞も各所に有りました。

 

木道分岐から直ぐに開けて美しい池が現れます。その景色は正に「山上の楽園」です。

 

 

 

此処が焼額山2009m山頂(三角点は少し先の低い所)で稚児池湿原です。

 

 

 

 

 

 

此処でユックリと雰囲気を味わって休憩した後は木道の周回道を時間が許す限り周ってみましょう。

 

 

 

 

 

 

焼額山神社も祀られています。

 

 

 

最後は元の木道分岐に戻って往路を下山します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真直ぐゲレンデを下っても良いのですが、陽射しが暑いのでやはり往路の登山道を歩きます。

 

 

 

歩き易い道での下りは早いです。

 

9時30分から14時くらいの約4.5時間の楽しい山歩きでした。

道中では誰にも会いませんでしたが、山頂部では若い4人連れ、中年カップル2組、単独同年配女性2名、単独中年男性1名と出会いました。

 

 

 

何時ものYouTubeです。 是非御覧下さい。