正月に帰省していた折、台所で母が誰に言うでなく

独り言をつぶやいたのが耳に入ってきた

「あら、、、ついにあかんわこれ・・」

その時母は、ばら(ちらし)寿司の錦糸卵を焼いていたので

ああ、あの愛用品の卵焼き機かぁ、、、とわかった。

ワタシガ物心ついた頃には既に使っており、

チンチンに煙が出るくらい銅を焼いてから

油を入れてはペーパーで何回も拭き取りつつ

たずない手つきで厚焼卵作った記憶が蘇ってきた。

そっか~あれってオカンが結婚した時に買うたん?と問うと

「そうそう~ 店の人になぁ一生もんやから買うときぃ~言われたん~

なつかしわあ~ 欺されたおもたけどほんまにそうなったわあ~」と。

その卵焼き機は慎重150cmにも満たない母には重たいであろう

20cm角程ある四角く分厚い厚みの銅の卵焼き機であった。

柄を何回も替えては使っていたがとうとう本体の根元がサクっと逝ってしまい

柄を入れる事もできなくなたのであきらめることになった。打ち直すにもねえ・・

で、お年玉を渡すつもりで帰省していたのだが急遽変更しiPhoneでAmazonへ侵入(笑

レビューとか観ていくと評価もまあまあ良くて

ちちんぷいぷいでも紹介されていたという星野昇さんの銅製卵焼き機を発見。

母に「今使ってんのって20cmくらいよね?」と確認後即買いしてみた。

そして昨日、実家から電話がかかってきて(かかってくるまで買った本人も忘れてた;



立派なのが届いたよ!ありがとう!あのあと帰ってすぐに買ってくれたん?と母。
(どうやら私が帰った翌日に届いたから)

いやその場で買いました(笑)と言うと どうやって?と・・・不思議そうな母w

いやあのあとジャングルをかきわけAmazonへ侵入してだね・・・・とかは言わずw




携帯から買えるからあのときその場で注文したん、と返答。喜んでました。

「けどもうあと40年も生きてないから勿体ないわあ~」いうので

私が引き継ぐからきにせんと使ってくださいなといい電話を切った。





(=.= )・・・あと39年は生きてるかもしれへんけどな 笑