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『教習所の思い出』

教習所の思い出 ブログネタ:教習所の思い出 参加中



自分が車の免許を取ったのは
高校3年の夏休みでした(笑)

4月生まれだったので可能なことなのですが、


通っていた学校が工業高校だったのですが、

免許を持っていると就職に有利ということで
その学校の校則というのが

「原付免許を取るのはイカンが普通自動車はOK」

というヘンな学校でした。(笑)




よく聞くハナシでが、

自分の行っていた教習所にも、1人だけ
「いけすかない」教官が居ました。


厳しいだけならまだガマンできるのですが、

そいつ(そいつ呼ばわり(笑))の言葉は「叱咤」というよりも
「イヤミ」に近いものでした。


しかもそいつはいい加減なやつでして、


路上教習で国道を走っていたら突然「寄せろ。」と言われて、
「げーなんかマズイことやったか?!」と思って止まったら、

窓の外を眺め、

「あれ今月出た新型や。」



は?



止まった場所はトヨタのショールームの前でした(笑)


いい人のやることなら「おちゃめさん☆」で済むのですが、
そいつのやる事なので余計にムカついちゃって(笑)



他のほとんどの教官はいい人ばかりで、
とにかくそいつに当たらないことだけを
毎回祈っていました。

結局4回くらい当たりましたが。



ところが、


いよいよ最後の路上、次は卒業検定という時になり
急に不安になってきちゃいまして、


「最後は優しい教官に当たってただ乗るだけよりも、
問題点をズバッ!と指摘してくれる厳しい教官に当たりたい。」

そうだ!「そいつ」だ!(笑)

「そいつ」に当たりたい! と思いながら教習所に向かいました。



そしたらなんと! ビンゴです。

車の前に現れたのは「そいつ」でした。




「そいつ」は期待通り(笑)好き放題言ってくれましたが、



車を降りる時に一言、


「だいぶウマなったやん。これやったら大丈夫やろ。」

と、言ってくれました。


いつもイヤミしか言わない「そいつ」の
その一言がものすごく心強かったです。




おかげで卒検は一発通過。
免許も無事取ることが出来ました。




もしかして全ては「そいつ」の作戦だったのだろうか・・・?

な~んて時々思ったりします。(^^;