ウチには小学四年生の息子がいる。


最近、釣りにはまっている。


僕も釣りは好きではあるが、年に数回行けば満足する素人釣り師である。


その息子がイカ釣りに行きたいと言い出した。


確かにいま函館はイカ釣りのシーズンである。


でももう秋も半ばで北海道はとても寒い。


正直、僕は行きたくないのである。


行きたくないのであるが、息子の行きたいアピールと、妻の連れてってやれやプレッシャーに負けてイカの夜釣りにでかけた。



港につくとたくさんの人がイカ釣りをしている。



夜でもイカのアタリが分かるように、みな発光ダイオードの電気ウキを使っていて、それが暗い海にズラッと浮かんでいるさまはなかなかキレイである。



ウチも準備してきた仕掛けを流してイカの当たりを待つ。




全然アタリがこない。


周りをよくみると、誰も釣れてないのである。


最初テンションアゲアゲだった息子が意気消沈しているので、しかたなく別の竿に魚釣りの仕掛けを出した。



そのうち、小さなサバがバンバン釣れだして息子上機嫌。




イカは釣れなかったけど、なんとか楽しんでもらえたかなぁと釣れたサバを針からはずしてたらサバが暴れて針が顔へ飛んできた。




あ。




僕のクチビルにグッサリ。



幸い刺さりどころが良かったらしく痛みはない。



けど、針には返しがあって全然とれない。





良いことも悪いことも、自分がしたことがそのまま返ってくる。





この世は因果応報。





お陰さまでお魚さんの気持ちがわかりました。





来世、魚に生まれかわらなくてすみそうです。






針は夜間病院でとってもらいました。