あきらかに、耳閉鎖感、難聴、耳鳴り、立体聴覚が無くなった。耳閉鎖感→聴覚にモヤがかかる→自分の声が聞こえる→音がこもる→聞こえにくい→高音の耳鳴りが次第に激しくなる。あわてて、アンドロイドで検索、突発性難聴の予備知識があったので調べる。一刻も早く耳鼻咽喉科を受診する必要がある。以前に急性扁桃腺炎症で受診した耳鼻咽喉科医院が仕事が終わった後に急いで帰るとぎりぎりに診療時間が間に合うことが分かる。急いで電車に乗るが
尋常ではないので焦る。30分位で駅ビルにある耳鼻咽喉科に着く、持ち合わせが少なくATMでお金をおろす、緊張でトイレに行く、焦るけれど、片方の聴覚が無いので、人が密集していると歩き辛い、横から突然、視界に人が現れる。医院の受付に健康保険証、問診票を書く、受付の女性の声が片方の耳でしか聞こえない。診察券は紛失してないことを伝える。しばらく、待合室で待っている。お年寄りの男性、女性、幼児をつれた母親と人が多い。子供が甲高い高い声で泣いている。子供には悪意はないが正直、声が辛い。
名前を呼ばれる、私の名前の漢字は旧字体で健康保険証、運転免許証、戸籍謄本、住民票は正式な旧字体で表記され
ている。手書き、印刷の時代
でもややこしかったが、コン
ピューター化されてからがややこしい、標準フォントでは
ない、外字登録でやっと、それでも「あなたの漢字はコンピューターではフォントがありません。ですので、簡易表記した外字で登録して使用します。これに同意してくれますか」という書類が届く位にやっかいだ。
母親は20年位前に亡くなった。母から聞いた話しだが、ある病院を受診した際にいつまで待っても名前を呼ばれない。しびれを切らして受付の
人に聞くと、「#$&¥※さん」と呼びましたよ。どうも漢字を使うけれど、日本語と違う読み方をする外国の方と間違われたようだ。

人種も民族も差別しない、なにせ障害を持って生まれた家族があるから、このことで差別を受けたり辛い経験があるので、このことは大事にしている。

やっと、名前を呼ばれる。現在だと読み仮名を書く欄がある。聴力検査をする。私は聴覚が良くて検査に引っ掛かったことがない。右耳は聞こえる。だけど、左耳は耳鳴りばかりで、いくら音を大きくしても頭蓋を通して右耳で聞こえてしまうレベルでも左では聞こえない。

「突発性難聴ですね」と言われる。ステロイドと血行の良くなる薬をだします。発症して数時間でこられているので、飲み薬と点滴はさほど効果に違いがないと言われています。いきなり入院は給料日前できびしいのといきなり仕事を休むのに抵抗があったので飲み薬で通院治療を選択する。
今、思うとこれは好ましくない選択だった。火、水、木、金曜日までにステロイドと血行を良くする薬を働きながら飲む選択をする。

翌日、事業所に出社する。朝イチで上司に「突発性難聴を就業中に発症した。しばらく、安静に配慮した仕事にしてほしい」

職業は就労支援と日中生活介護をしている、家族に障害者がいるので、子供の頃から共に育って、手伝って(それほど手伝っていなかったかな)
いつの間にか気づくと職業になっていた。

初めて、福祉関係に就職したのは現在の事業所ではなく、ある福祉法人に勤めていた。
採用される際に家族介護の為にある曜日が必ず休める条件で契約で働いていた。でも、かなりいい加減で、労働条件通知書がない、雇用保険に加入していない。後に労務士に
指摘されてらしく加入したけれど、2年遡って契約するようにお願いした。

その後も契約書の更新なしで働く、ある日、突然、一年契約の契約書に署名、捺印を求められる。契約書類のない状態で働いていた。口頭では無期限雇用と聞いていたが、はじめから誠意がない経営で信用してないから、契約に署名した。労働組合でもあればと思ったが、そんなものはここにはない。

今日やめよう、明日やめようと思いながら、仕事もやや慣れて、愛着もあったので、5年有期で働くと労働者の要望で無期限雇用になる。条件は以前の契約が守られるに期待して待っていた。「契約の途中に5年を越えるので、次期契約にから無期契約にしてください、家族介護の為にお願いした条件ともう少し長い労働時間をお願いしたい」と口頭ではあるが上司に申し出た。いきなり、書類で提出するべきだったけど、誠意があると思い込んでいた。

「家族介護の条件を配慮して、もう少し長く働かせて欲しい」はすぐに難しいとの返事があった。これは仕方がないないかと諦めたが、無期転換には1ヶ月、2ヶ月近く、返事がない。