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オレが30万で手に入れた男のロマンSUPをジルに積んで家を出たのは

翌日から連休が始まる11月2日の木曜日だった。

 

予報ではこの3連休は季節外れの暖かさになり、風も弱く波も穏やかで、

絶好釣り日和になるらしい。寒いのが苦手なオレにとって、おそらく

今シーズン最後のSUPフィシングのチャンスになると思い、ああた行かな

いでと縋りつく嫁のセツ子を蹴り飛ばし家を出て来たのだ。

 

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それに先日清水の舞台から転落死する積りで手に入れたリール、シマノ

 コンクエストを使ってみたいと言う事情もある。

 

オレは厨房みたいに何か買ったらすぐに使いたい人なのだ。言い換えれば

少年の心を持った63歳とも言えるだろう。

 

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新東名は思ったより空いていて車の流れは順調だ。

 

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晩飯は浜松SAのフードコートにある浜松餃子の名店石松さんで、餃子と

炒飯のセットを食った。

 

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ここの餃子と炒飯はSAで食えるレベルを超えている。

パリッと焼き立てで肉汁溢れる餃子に味わい深くパラりと脂っこくない

炒飯は本店で供される物と遜色無くおススメだ。

 

長泉沼津から伊豆縦貫道に入り、月ヶ瀬ICから136号で土肥に出れば

西伊豆の海に突き当る。コンビニに寄り酒や食料を仕入れ田子に着いた

のは23時を回った頃だった。

 

 

風呂は家で済ませてあるので、軽く芋焼酎のストレートを呑んでベッド

に入り、微かに聞こえる波の音を聴いてるうちに眠ってしまった。

 

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翌朝は予報通り風も波も無い良い天気になった。

 

 

セブンで買って来たかき揚げ蕎麦で朝飯を済ませ、釣りの準備を始める。

 

 

ジルのシガーソケットから電動ポンプの電源を取り、SUPに空気を入れ

 

 

船外機、安全旗、釣り道具をセットして期待に胸を膨らませて出艇可能な

8時を待つ。

 

 

8時、パドルを漕ぎ沖の根回りを目指す。今日の狙いは高級魚のハタだ。

ここで釣れるのは主にオオモンハタとアカハタだ。

 

 

白灯を出た所で推進力をパドルから船外機に替える。じじぃにはのんびり

パドルを漕ぐ時間も体力も無い。

 

 

1投目は沖に浮かぶ磯釣りの名所である岩礁近くで始める。

ほんの数十メートルしか離れて無いが水深は50メートル近くある。

沖磯ってのは海底から屹立した岩山みたいな物なのだ。

 

 

仕掛けはビンビンスイッチとTGベイトを使い分ける。

 

30年ほど前に船釣りに通っていた頃はコマセ釣りが主流で、あの臭い

沖アミに辟易したものだ。オレがこの釣りを始めようと思ったのも

YouTubeでシーカヤックやSUPでジグやタイラバでの釣りを紹介して

いるYouTuberさん達の動画を観たからだ。もしエサ釣りだったら、また

海の釣りを始めようとは思わなかっただろう。

 

そもそもは足漕ぎ式のシーカヤックでの釣りがしたかったのだが、ジルに

積めると言う条件を考えるとSUPを選択せざる得なかったのだが、始めて

みれば準備や撤収の手軽さでは、コレもありだったかと思っている。

 

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一発目は中々いい引きで30センチオーバーのイトヨリが上がって来た。

今日はお呼びじゃ無いが形が良いのでキープした。

 

 

本当に良い凪で画像だと分かり難いが、遥か遠くに靄に霞む富士山が見える。

 

 

しかし釣果はイマイチで、嫌われ者のエソやフグがポツポツ釣れるが本命の

ハタが来ない。凪倒れの雰囲気が漂う...

 

 

流れが変わったのは、干潮から上げに変わった14時頃だ。

 

 

ポンポンと良形のオオモンハタが続き

 

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アカハタも顔を出した。海底を這いまわりまったく上げられずにラインを

切られた謎の大物などとのやり取りも有って、

 

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終わってみれば、案外楽しめた上、まぁまぁの釣果だった。

 

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シャワーを浴び、サッパリして、晩飯は釣れたアカハタを1尾捌いて鍋を

作り

 

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そいつを肴にジルで一杯やった。

 

美味いかって?あんた、これが不味い訳ないだろ!小骨が少なく上品な

白身はポン酢に合う。もちろん溶き卵を入れた締めの雑炊も絶品だった。

 

 

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