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ルンルンルン♫ 今日はいいお買い物が出来たぜ!

 

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会社の帰りにスーパーヤマダイに寄って、消費期限が今日までの塩サバを

買って来た。半額だ。半額!

 

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スルメイカも3杯で580円だった。これはスーパーのおススメ品だ。

 

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サバは短冊に切ってタッパに入れてごっそり塩を振っておく。

 

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イカも皮を剥いて短冊に切って、これまたタッパに入れて、どちらも

冷凍庫に放り込んでおく。

 

えっ、アナタオレが食うと思ったの?

 

うんにゃ、これは根魚用のエサなのだ。

 

今週末、紀伊長島で船を仕立てたのだ。

 

先日酔っ払って、10年振りに磯釣りの師匠に電話したら、話が

盛り上がっちゃって、ジルで釣りに行って、沖から上がったら

孫太郎オートキャンプ場に泊まって釣れた魚で宴会やろうって

事になったのだ。

 

頻繁に釣りに行っていたのは10年以上前の話で、金曜の夜ともな

れば、毎週の様に伊豆の神子元や田子や中木の磯に通ったものだ。

師匠はオレより10歳上で、今は73になっている。

 

勤めていた外資系の製薬会社も退職して悠々自適の生活みたいだ。

だが、釣りはすっかりご無沙汰で最近は弓道にはまっているそうだ。

 

 

磯釣には暗黙のカースト制度が存在し、その頂点に君臨するのが
「モロコ師」と呼ばれ、岩礁の穴等に生息するハタ科の巨大魚
「クエ」を狙う釣り人だ。磯に櫓の様な竿掛を組んで、極太い竿を

セットし、巨大な釣り針に鯖を1本掛けにして海に放り込む。

しかし現実には既に近場の磯のクエは釣り尽くされてしまい、
1級磯と呼ばれる釣り場でも、その姿を見るのは難しいのが実情だ。
時折、巨大なサメやエイを掛けてはいるが「男のロマン」を追う
その姿は釣人の羨望と憐憫を一身に集める。鉢巻ににランニング、
ニッカポッカ、磯足袋スタイルが王道とされているが、今ではその
モロコ師自体が絶滅危惧種に指定されている。南無...

石鯛





続いて「底物師」または「石物師」と呼ばれる石鯛やイシガキダイを狙う
釣人だ。こちらも個体数は少なく、釣り上げるのは難しいながらも、
クエに比べれば遥かに魚の顔を見る確率は高いと言える。


但し、餌としてサザエ、ウニ、イセエビ等、皆さんも(失礼)滅多に

口に入らない高級食材を針に付け、惜し気も無く海に放り込む経済力が

必要だ。

しかし殆どの場合、その仕掛けにはグルグルと気持ちの悪い、ウツボ
ちゃんが巻き付いて上がって来ると言う。ある意味自虐の釣りだ。彼らの
憧れは「クチジロ」と呼ばれる老成の為、口の周りが白く変色した大物
石鯛で、イシガキダイは格下と見られている。また、どんなに高級な最新

タックルより、和竿(わざお)と言う伝統の竹竿を使う方が「通」とされて
おり、一目置かれる。まぁ、何れにしろ私の様なビンボー人には縁の無い
釣りです。ポヨヨン。

gure





そして最下層が「上物師」と呼ばれるオレ達メジナ狙いの釣人だ。
所謂「ふかせ釣り」と呼ばれるウキを使った仕掛けで魚を釣るのだが、
このメジナは関東の呼び名で関西では「グレ」と呼ばれている。

魚屋ではあまり見掛けないが、最近は「黒目鯛」と言うインチキくさい
名前で時折店頭に並んでいるのを目にする事がある。


スピード感が有る強い引きが魅力で、船では色々な魚が釣れる海だが、

磯から「狙って」釣れる魚種は意外に少なく、比較的多く居るコイツが

上物師の格好のターゲットになっている。ただこの季節ならイサキや

塩焼きで美味いタカベや青物なども狙える。

今はそんな事無いと思うけど、昔はモロコ師や底物師の方達に


「 ケッ!上物がウロウロするんじゃねぇ~よボケ!」


と怒鳴られたそうだ。まぁ「オキアミ」と言うエサが登場してから、
急激に進化した比較的新しいジャンルの釣りだからね。
どの世界も一緒だか、ピラミッドの下に行くにしたがい人数は増

えるので、磯釣り師の殆どがこの階層に属している。

 

今時はどの階層にも属さずエサを使わないルアーマンなんて人も

増えているけどね。

以上が磯釣りの簡単な説明だが、かなり誇張や偏見が入っているので、

良い子は本気にしないように。

 

 

ただ、足腰が弱ったじじいになったオレ達が、今更沖磯やザブンザブン

波を被るテトラで釣りをしようなんてのは無理があるので、まずは船で

お気楽にと言う話になったのだ。

 

狙いは軽くキスをやってからの根魚だ。船宿の話では釣ったアジを泳が

せてのアオリイカも釣れてるらしい。

 

つー訳でこのイカとサバの短冊はその時に使うエサだ。

 

釣れる釣れないはともかく久々の師匠との釣行は楽しみだ。しかし10年

振りだ、もし毛髪が無くなってたりしたらどんなリアクションしたらいい?

 

 

 

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