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どんなに苦い思い出も、辛い日々も時が経てば人は忘れる事が出来る

そして時の振るいにかけられた想い出には輝く美しい記憶だけが残るのだ。

 

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16日の金曜日、オレは仕事から帰ると前夜用意しておいた釣り道具をアルコーバに

積込み、いつもの奥飛騨へと向かった。

6月の釣行でボコボコにやられたので、暫く川から遠ざかっていたが、そろそろ良いだろう。

 

 

あの川では今まで幾度も良い思いをしているし、尺を超える大物だって何尾か釣り上げて

いるのだ。そう、あの日はたまたま良くなかっただけだ。そうに決まっている。

 

今回は釣りの師匠のRさんと現地で待ち合わせしている。彼は明日の朝やって来るが、

オレはエアコンの直ったアルコーバで前乗りして車中泊するのだ。

 

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23時過ぎドライブイン高山の駐車場に着いた。

 

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夕飯はオレの定番、吉牛あたまの大盛りねぎぬき半熟卵添えに

 

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セブンで買ったおつまみ長芋のおかか乗せだ。

名古屋では梅雨明けしてから30℃越えの日が続くが、ここ高山の気温は23℃と

エアコン無しでも眠れそうだ。

 

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腹を満たし、お中元で頂いたプレミアムモルツを呑みながら、激安チャイナタブレットに

ダウンロードして来たプライムビデオの「トップガン」を観る。

至福の時間の筈なのだが、吹き替え版の声優の声が、どうにも主役マーベリック役の

トム・クルーズに合って無くて興ざめした。

 

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翌朝5時過ぎ、R師匠が車体を叩く音で目が覚めた。

ローソンで買ったコーヒーとミックスサンドを食い、身支度を整えて入渓点へ向かうが、

途中の橋の上から川を見てみると、連日降る夕立のせいか、思った以上に水量が多い。

R氏と別れオレは数キロ上流のポイントに向かう。

 

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崖の上に聞こえて来る水流の音は大きく、今日は厳しい釣りになりそうだ。

釣りをしない人には分からないだろうが、川の流れが速すぎると、ルアーを上手く泳がせる

事が出来ず釣りにならないのだ。しかし、ここまで来て何もせずに帰る訳には行かない。

オレは意を決し崖を下った。

 

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今思えば、人生のおいてあの時引き返せば良かったと思う瞬間は誰にでも

あるだろう。当然の事だ。

 

この日も結局川まで下りてから、それに気付いた。

いつもはトロトロと流れ、対岸に渡る事が出来る場所も膝を超える急流が流れ、

大物が居る淵までは辿り着けず、カブトムシの写真を撮っただけで終了。

 

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下流に入ったR氏からは36センチの大物を仕留めたと、高笑いと一緒に画像が送られて

来た。はぁ~そうですか、良かったですね!ケッ!

 

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一旦川から上がり、合流して昼飯を食う事にした。

65歳のR氏との食事は毎度焼肉と決まっている。ここ味蔵はJA飛騨が運営する

焼肉店で本場の飛騨牛が食える店だ。

 

 

R氏は下戸だが、運転が有るのでオレもノンアルコールビールで我慢する。

 

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R氏はオーダーを受けに来たウェイトレスに、えーと、上カルビに上ロースハラミにホル

モンとライスの中ねっと、よどみなく注文する。65歳の老人とは思えない食欲だ。

 

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やっぱり肉は脂やねぇ~と言いながら、焼けた肉を片っ端から食っていくR氏

 

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オレはサラダを食いながら、美味そうに肉を頬張る氏を見詰め、4歳年上のこの人の

方がきっとオレより長生きするに違いないと思った。

 

 

人は輝く過去の記憶に導かれ、また忘れていた過ちを繰り返す。誰だって同じだ。

ただオレはそれが普通の人よりほんの少し多いだけの話だよ。フンだ!

 

 

 

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