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土曜日の夕方、家で風呂を済ませた後、嫁と犬2匹をアルコーバに乗せ、初めて

の車中泊に出掛けてみた。目的地は時節柄、なるべく他人との接触を避ける為、

貸切りが出来る山奥の温泉だ。

 

大府から湾岸線に入り、東名阪、伊勢道と乗り継いで、21時頃到着した安濃SAで

今夜は泊まる事にする。

 

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早速ビールを開け、出掛けに仕入れて来た六行亭の弁当を肴に一杯やる。

嫁のセツ子と一方通行の会話をするのは苦しいので、TSUTAYAで借りて来た

ビデオを観乍ら飲む事にした。外気温は10℃程だが、エンジンを切っても使える

FFヒーターのお蔭で車内は快適だ。

 

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弁当のメインは銀ダラの粕漬けで、これはオレの好物だ。出汁巻も旨い。

セツ子が寝てからも暫らく赤霧島のロックを飲んで、日付が変わる頃上段ベッド

のシュラフにもぐり込んだ。1900X650のベッドはスペース的には問題無いのだが

天井の近さが気になり、オレは中々寝付けなかった。

 

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それでもいつの間にか眠りに落ち、翌朝は8時頃目を覚ました。車のシンクで顔を

洗い、空いたPAのフードコートで、名物の伊勢うどんを食って出発する。

 

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ダイニングから、ベッドの展開をしないで良い様に、常設2段ベッドのこの車を選んだのは正解だった。

 

 

 

 

ジープとフレルもそれぞれのケージで大人しく寝ていた。

 

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勢和多気から紀勢道に入り、紀伊長島からの無料区間を経て、熊野尾鷲道路を

終点まで走って、海沿いを走る42号に突き当たれば鬼ヶ城だ。

 

ここは仲間とのツーリングの際にも必ず寄る場所で、波に浸食された岩が作り出す

奇景が売り物だ。観光地としては一度行けば十分だが、どうした訳かオレ達は

毎回来ている。先頭を走る痴呆気味のジジイが、前に来た事を忘れているのかも

知れない。暫らく犬を散歩させ、セツ子にソフトクリームを食わせて出発する。

 

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鬼ヶ城を過ぎると、見渡す限り熊野灘に面した浜が続く七里御浜だ。今日の海は穏や

かで、陽の光を浴びてキラキラと輝いている。時折、海の景色は防風林で遮られるが、

暫らく走り、熊野川を渡ると車は和歌山県の新宮市に入った。今日行く温泉はここから

30キロほど内陸に入った所だが、その前に那智勝浦まで足を伸ばし、昼飯を済ませて

おく事にする。

 

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アレのせいか、街はいつにも増して人気が無い。

観光地としては既に衰退している勝浦だが、それでも近頃は、ここの桟橋から船で

渡る島のホテルなどは中国人観光客に人気らしい。しかし今日は土曜日だと言うのに、

アーケードの店も殆ど閉っている。

 

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オレはセツ子をいつもツーリングの時に寄る、マグロ料理の店大和に連れて行き、

この店お勧めの丼を食わせてやった。食わせてやったなどと書くと、恩着せがましく

聞こえるかも知れないが、この旅はある意味、オレが自由にバイクで出掛けたり、

ゴルフに行ったりする為の代償として行っているので、恩着せがましいほど、セツ子は

ああ、あの時勝浦でまぐろ丼を食べさせて貰ったから仕方ないわ。と思う筈なのだ。

しかし、目の前でまぐろ丼を食うセツ子が当然の様な顔をしているのが、オレには解せ

ない。

 

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食後、那智駅の近くのスーパーで夕餉の惣菜を仕入れ、目的地の湯の峰温泉に

向かう。

 

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湯の峰温泉は本宮の街から熊野川に沿って走る168号を30キロほど遡った場所だ。

15時頃に到着した。町営の無料駐車場にアルコーバを止め、早速温泉に入ろう。

 

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自販機で入浴券を買い、窓口に座る係に渡す。

 

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ここでは世界遺産に登録された日本最古の共同浴場つぼ湯に、石鹸が使えない

くすり湯と家族風呂、そして石鹸が使える一般湯の券を買う事が出来る。

 

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つぼ湯には何度か入った事が有るので、今日は家族風呂にした。

貸切りの家族風呂は30分で1人560円だったか?源泉の湧出温度は90℃近いので、

湯船の湯はかなり熱い。少し水でうめないと入れたものじゃない。

 

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硫黄の香りがする湯には白い湯の花が多く漂っている。

 

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源泉が注がれる湯口には白い石灰状の堆積物が溜まり、いかにも効能がありそうだ。

熱いが、我慢してゆっくり浸かれば、肩こりと腰痛は収まり、出てからのビールは死ぬ

ほど美味いに違いない。

 

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浴場の横には湯筒と呼ばれる源泉が湧く井戸があり、地元の人や観光客は

そこでネットに入れた筍や芋、玉子などを茹でている。

 

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ここで茹でた玉子はなぜか美味い。オレも土産物屋で玉子を買い、茹でる事に

する。固く茹でるには15分ほど掛かるが、

 

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風呂上りのビールを飲みながら待てば、苦にならない。

 

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少し硫黄が香るゆで卵は、マヨネーズを垂らし、いいツマミになった。

夕食はスーパーで買ったサラダとまぐろのフライ、ヒレカツにガーリック醤油炒飯

をレンジでチンして食べたが、写真は撮り忘れた。

21時過ぎにもう一度風呂に入り、例によって赤霧島のロックをシコタマ飲んで就寝。

ベッドに慣れたのと、疲れも有ってグッスリ眠れた。

 

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翌朝は夜明けと共に起き、一気に名古屋まで帰って来た。この日は風が強く、アルコ

ーバは名古屋港を跨ぐ湾岸線の橋上で強風にハンドルを取られ、ヒヤリとさせられ、

ハイル―フ・スーパーロング車の残念なポイントを早くも露呈してくれた。

また、山道のヘアピンカーブでもロールが大きく、運転にかなり気を使う。これらの対策

として、帰宅後すぐ名古屋のUIビークルさんに、リアとフロントの強化スタビライザーを

注文したので、取付後に効果をインプレしたいと思う。 ※ 現在リアが欠品中で入荷待ち

 

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車中泊は以前乗っていたD5でも釣りの時など、何度も経験しているが、快適さという点

においては、やはりキャンピングカーとは比較にならない。FFヒータ、電子レンジ、冷蔵庫

等はもちろん、完全にフラットなベッド、そして何より行きたい時に行けるトイレ。

ただ、費用対効果を得る為には、思いっ切りこいつで遊び倒さなけばならないのだが、

バイクにも乗りたいし、ゴルフにも行きたいので中々悩ましい。

 

 

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