手術の後は、リカバリー室というところで過ごします。

だいたい1時間くらい様子を見て、大丈夫そうなら病室にかえれるそう。



「何か気になる事ありますか」

声をかけられる。


未来

「寒い」


とにかく寒くて、寒くて仕方なかった。

ブルブルブル・・・


「温かいお布団かけてますからね」


そう言われても、寒くて寒くて仕方ない泣

血圧も上が80ないらしく、80いかないと部屋には帰せないって話をしているのが聞こえてくる。



気づくと、喉がめちゃくちゃ痛い。

何?この痛み。

ヤダ、ヤダ、ヤダ。


尿に入っている管も微妙に感覚があって痛い。


とにかく病室に帰ってダンナに会いたい。

そればっかり考えていました。



別の看護師さんが未来の様子を見にきて

「保護シートがかかっていないじゃない、しっかりしなさい」って言ってた。


どうやら、お布団の下に身体を覆うシートがあるみたいなんだけど

未来にはかかってなかったみたいぐすん

ずぐに全身を保護シートで覆ってもらう。


あったかいハートの点(purple)


すっごく暖かくて安心する。

これは電気毛布みたいなもの???

そう思ったけど、実は自分の身体から発していた熱だったんだよね。


未来より後にリカバリー室に入ってきた方が、先に病室に帰っていくのが

感じられる。

焦る。

早く帰りたい!!



やっと血圧ギリギリ80を超えたので、病室に帰れるらしい。

きゅーちゃんと後1人、リカバリー室に迎えに来てくれて病室に戻る。

小さい身体で大きなベッドを押してくれているきゅーちゃんを想像してありがたく思う。

と、ともに頭がグラングランして超キモチ悪い。



やっと病室に戻ってきた。

検温 38.9℃

でも私は寒くて仕方ない。


ダンナ

「大丈夫?終わったよ」


病室でずっと待っていてくれたダンナ。

ここで初めて未来は目を開けました。

手を握ってくれて、やっと落ち着く。


未来

「喉が痛い。寒い」


ダンナ

「喉は痛くなるって先生言ってたじゃん。

 寒いのは、熱があるからだよ。」



そういえば、術前の話し合いの時に、主治医が言っていたっけ。

「喉は器具で開くからね、終わった後痛いけど、治るからね」

こんなに痛いんだね泣



とにかく熱くて、熱くて

喉が痛くて。

ずっとダンナに汗を拭いてもらってました。



病室に戻ってきてから、ずっど聞きたくて仕方なかった事がある。

でも怖くて聞けなかった。

やっと勇気を出して、ダンナに聞く。



未来

「先生何て言ってた?」