カンアオイ
造園の仕事をしていると、年に一回くらいの割合で、これは便利な道具だなというものが現れます。
今回見つけた製品は、手のひらにのるくらいのサイズで、しかも軽い。何に使うかといえば、植物の水やりです。
3年ほど前から、カンアオイを育てています。大変丈夫な草なので、きちんと世話をすれば、株分けで、どんどん増えていきます。
買えば結構高いのですが、売るとなるとまず出ていくことがない。そんなわけで株分けして増やしても、あまり世話をしないので、毎年夏に枯らしてしまいます。端的に言えば、水をやらないからです。
資材置き場には、水道がないので、雨水をためて、使っています。小さなバケツに水を汲んで、カンアオイの鉢にかけてやるのですが、水道があれば、ノズルから散水するだけで、簡単だのにといつも思っていました。
その部品が、1000円少しの値段で、手に入ることがわかりました。早速インターネットで取り寄せ、説明書に従ってドライバーの先端にとりつけました。
こんなチャチなもので本当に水を吸い上げるのかなと、半信半疑でスイッチを入れると、見事にノズルから水が噴き出てきました。
(絵)
カンアオイは昔から、日本人に愛されてきた野草です。徳川のご紋章の三つ葉葵がそうです。
里山に自生していたのですが、開発などの影響を受け、どんどん数を減らしています。以前訪れた、筑波大学の実験植物園では、絶滅危機を懸念して、カンアオイの保護に力を入れている様子が展示されていました。
今年の5月に、三重県の椿大社に行った時のことです。道の両脇の石垣にカンアオイを見つけました。




造園の仕事をしていると、年に一回くらいの割合で、これは便利な道具だなというものが現れます。
今回見つけた製品は、手のひらにのるくらいのサイズで、しかも軽い。何に使うかといえば、植物の水やりです。
3年ほど前から、カンアオイを育てています。大変丈夫な草なので、きちんと世話をすれば、株分けで、どんどん増えていきます。
買えば結構高いのですが、売るとなるとまず出ていくことがない。そんなわけで株分けして増やしても、あまり世話をしないので、毎年夏に枯らしてしまいます。端的に言えば、水をやらないからです。
資材置き場には、水道がないので、雨水をためて、使っています。小さなバケツに水を汲んで、カンアオイの鉢にかけてやるのですが、水道があれば、ノズルから散水するだけで、簡単だのにといつも思っていました。
その部品が、1000円少しの値段で、手に入ることがわかりました。早速インターネットで取り寄せ、説明書に従ってドライバーの先端にとりつけました。
こんなチャチなもので本当に水を吸い上げるのかなと、半信半疑でスイッチを入れると、見事にノズルから水が噴き出てきました。
(絵)
カンアオイは昔から、日本人に愛されてきた野草です。徳川のご紋章の三つ葉葵がそうです。
里山に自生していたのですが、開発などの影響を受け、どんどん数を減らしています。以前訪れた、筑波大学の実験植物園では、絶滅危機を懸念して、カンアオイの保護に力を入れている様子が展示されていました。
今年の5月に、三重県の椿大社に行った時のことです。道の両脇の石垣にカンアオイを見つけました。



