支払われるお金とは
Amebaでブログを始めよう!

日本の電気事情

 えー、日本に帰国しても音響屋ということで、まぁ、電気屋のお隣さんみたいなものです。

 中国にいたときは、日本の機材と中国の機材と混ざってて、電圧にも非常に気を使っていたけど、こっちでは結構大雑把にエイッとコンセントに突っ込んだりしてます。

 こちらに来てしばらくしてわかったのが、日本の一般家庭にも200Vの電気が流れているということ。

 今まで思っていたのは日本といえば100V、だったんだけど工場などでは普通に200V使っているようだし、「低電圧」の区分は660V以下、何だそうな。
 日本のご家庭にひかれている単相三線の電気だと、0(=ニュートラル)を中心に正負100Vで、ライン1-ニュートラル間=正相、ニュートラル-ライン2間=逆相、という形でできていて、それを通常はラインとニュートラルからとって壁のコンセントにつないでいるんだそうな。
 そして、ライン1とライン2間は、それぞれ逆相の100Vなので、結果として200V取れる、と。

 ややこしい話だけど、要は日本の一般家庭でも200V取れるということ。
 そこで自宅で早速電気工事をしてみました。

 とてもカンタン。
 ホームセンターで買ってきた電源ケーブルを、ブレーカの収まっている配電盤の中に突っ込み、ライン1と2に接続、自分の部屋まで持ってきて、中国から持ってきた(ナゼ?w)テーブルタップを分解した物に接続するだけ。
 あっさり200Vが取れました。
 アースの問題はまだ解決してないけど、トイレにあるアースコネクタがどうもちゃんと接地していないようで、どこからとろうかお悩み中。
 でも、とりあえず200Vきちんときており、せっかく買ったパソコンの100V電源も、切り替えスイッチでわざわざ200Vにして使用しております。
 なんでか?
 同じ400Wなら、100Vなら4A、200Vなら2Aなのだ。
 電気料金は電流で課金されていくので、高い電圧で使えるものはそのほうがお得。
 中国で買って持ってきたミキサーも使えて大満足w

 最初、違法なのかなと思ったけど、別にそうでもないみたい。
 結構200Vで使用する機器もあるようで。
 オール電化マンションのヒーターとか、エアコンとかはそうみたい。

 どうも、合法らしい。

 中国から帰国を考えている皆さん、そっちで買ったもの、日本じゃ使えないから、と捨ててしまうのは、どうも、もったいないみたいよ?

 以上日本からのレポートでしたw

不労収入とは

 言葉の意味は、働かないで得られる収入、という意味だけど、だけどそんなものは実際にはありえない。厳密にはね。


 一般的には不労収入といえば、マンションや駐車場のオーナーのように不動産を持っている人や、えらーいシャッチョサンのように自分で働かなくても誰かを働かせることで収入を得ている人、のようなことを想像する。

 だけど、これらはすべてその前に何らかの努力があって財なり地位なりを得て、その上で働かなくてももらえる収入を手にすることができる。

 年金、これも不労収入。

 それまで働いて、年金を納めてきたから、もらうことができる不労収入。


 ただこの不労収入を考える業界、「働かないで」ということを売り文句に人を食い物にしようとする人がとても多い。

 もちろんなかにはそうでない人もいて、そういう人が言ってることは、まことに理にかなっている。

 不労収入なんて基本的にはありえない、と言っていたり、広告や経済など社会的な仕組みにのっとった上で正しくお金を稼ごうとしていたり。


 知らない人たちから見たら、すべて一緒くたの詐欺師の集まり、なのだろうけれども…