第28話「いや、もう勝てねーって」
3年ぶりに地上へ戻ったヤマサチ。ワダツミノカミの言った通りに釣り針を兄へ返す。
ヤマサチ「兄貴、遅くなって悪かった!」
ウミサチ「いや遅すぎんだろ!どの口が言えんだそれ!もうこっちが忘れかけてたわ!…で、あったのかよ?」
ヤマ「これやで!…と、おやっさんの言った通りに渡さないといけないんだっけ。…てか絶対怒られそうだなこれ言うとな」
ウミ「何を1人でさっきからごちゃごちゃ言ってんだ。あったなら早くよこせ」
ヤマ「兄貴、今からこれ返すけど絶対に怒らないでね?」
ウミ「いいよもうあったなら怒らないよ。ほれ返せ」
ヤマ「はい、じゃあこれは貧乏っちい、ダメな釣り針だね」
ウミ「何だとこのヤロ!!」
ヤマ「ほら怒るじゃーーん!!」
呪いをかけられたウミサチはどんどんどんどん貧しくなっていく。
一方のヤマサチは栄えていく。
ウミサチ、八つ当たりで攻めてくる。
ウミ「うらー!!何でオマエだけ裕福なんだこらー!!釣り針3年も返さなかったくせにー!」
ヤマサチはワダツミノカミからもらったタマタマ(2個なので)のうちシオミツタマを使って満潮にしてウミサチを溺れさせる!
ウミ「ぎゃー!あっぷあっぷ!おれ泳げねんだー!助けてー!!(名前ウミサチなのに!?)」
ヤマサチは今度はシオフルタマを使って干潮にしてウミサチを助ける!
ウミ「…げふっ!あー!海の水飲んじゃったよおえー!気持ちわる(いやウミサチなのに!)…てめー!ヤマサチ!よくもやりやがったなー!!うらー!」
ヤマサチは再びシオミツタマで満潮にしてウミサチを溺れさせる!
ウミ「うおー!あっぷあっぷ!助けてくれー!」
シーーン。
ウミ「おれが悪かったよ!何もしないから許してくれー!」
ヤマサチはシオフルタマを使って干潮にしてウミサチを助ける!
ウミ「おえー!また飲んじゃったよ!しょっぺー!!…てめえこのやろー!!うらー!!」
ヤマサチはシオミツタマを使って満潮にしてウミサチを溺れさせる!(デジャブ?)
ウミ「ごべーーん!!もうやらないから、あっぷあっぷ助げでー!!」
シーーン。
ウミ「さっきは騙して悪がったよー!あっぷあっぷ!もうほんとにやらないからゆるしてー!!」
ヤマ「…もうこれで最後だぞ、アニキ」
ヤマサチはシオフルタマを使って干潮にしてウミサチを助ける!
ウミ「ごべー!…はぁはぁ助かった。ありがと…ってうらー!!!」
×10!(いや、気づけウミサチ!諦め悪すぎだろ!)
ウミ「はあはあ…さすがにもうだみだこりゃ、家来になるので許してくらはい~」
というわけでヤマサチ勝利!!
こんな神話なのでヤマサチは海の守り神として海沿いの神社に祀られていることが多いのです。
ちなみにウミサチを主祭神として祀る神社は全国に宮崎県日南市の潮嶽神社のみ。
この辺りでは神話に学び、人に針を貸してはいけない風習が残っているそうです。
兄VS弟の対決が古事記にはたくさん記されていますが弟が勝つのがほとんどです。
兄が悪、弟が善で描かれているので古代においては長子より末子の方が優遇されたのでしょうか。
さて。お次はヤマサチとトヨタマビメのお子さんが生まれるお話。
これもまたイカれてまっせ。
つづく。
ヤマサチ「兄貴、遅くなって悪かった!」
ウミサチ「いや遅すぎんだろ!どの口が言えんだそれ!もうこっちが忘れかけてたわ!…で、あったのかよ?」
ヤマ「これやで!…と、おやっさんの言った通りに渡さないといけないんだっけ。…てか絶対怒られそうだなこれ言うとな」
ウミ「何を1人でさっきからごちゃごちゃ言ってんだ。あったなら早くよこせ」
ヤマ「兄貴、今からこれ返すけど絶対に怒らないでね?」
ウミ「いいよもうあったなら怒らないよ。ほれ返せ」
ヤマ「はい、じゃあこれは貧乏っちい、ダメな釣り針だね」
ウミ「何だとこのヤロ!!」
ヤマ「ほら怒るじゃーーん!!」
呪いをかけられたウミサチはどんどんどんどん貧しくなっていく。
一方のヤマサチは栄えていく。
ウミサチ、八つ当たりで攻めてくる。
ウミ「うらー!!何でオマエだけ裕福なんだこらー!!釣り針3年も返さなかったくせにー!」
ヤマサチはワダツミノカミからもらったタマタマ(2個なので)のうちシオミツタマを使って満潮にしてウミサチを溺れさせる!
ウミ「ぎゃー!あっぷあっぷ!おれ泳げねんだー!助けてー!!(名前ウミサチなのに!?)」
ヤマサチは今度はシオフルタマを使って干潮にしてウミサチを助ける!
ウミ「…げふっ!あー!海の水飲んじゃったよおえー!気持ちわる(いやウミサチなのに!)…てめー!ヤマサチ!よくもやりやがったなー!!うらー!」
ヤマサチは再びシオミツタマで満潮にしてウミサチを溺れさせる!
ウミ「うおー!あっぷあっぷ!助けてくれー!」
シーーン。
ウミ「おれが悪かったよ!何もしないから許してくれー!」
ヤマサチはシオフルタマを使って干潮にしてウミサチを助ける!
ウミ「おえー!また飲んじゃったよ!しょっぺー!!…てめえこのやろー!!うらー!!」
ヤマサチはシオミツタマを使って満潮にしてウミサチを溺れさせる!(デジャブ?)
ウミ「ごべーーん!!もうやらないから、あっぷあっぷ助げでー!!」
シーーン。
ウミ「さっきは騙して悪がったよー!あっぷあっぷ!もうほんとにやらないからゆるしてー!!」
ヤマ「…もうこれで最後だぞ、アニキ」
ヤマサチはシオフルタマを使って干潮にしてウミサチを助ける!
ウミ「ごべー!…はぁはぁ助かった。ありがと…ってうらー!!!」
×10!(いや、気づけウミサチ!諦め悪すぎだろ!)
ウミ「はあはあ…さすがにもうだみだこりゃ、家来になるので許してくらはい~」
というわけでヤマサチ勝利!!
こんな神話なのでヤマサチは海の守り神として海沿いの神社に祀られていることが多いのです。
ちなみにウミサチを主祭神として祀る神社は全国に宮崎県日南市の潮嶽神社のみ。
この辺りでは神話に学び、人に針を貸してはいけない風習が残っているそうです。
兄VS弟の対決が古事記にはたくさん記されていますが弟が勝つのがほとんどです。
兄が悪、弟が善で描かれているので古代においては長子より末子の方が優遇されたのでしょうか。
さて。お次はヤマサチとトヨタマビメのお子さんが生まれるお話。
これもまたイカれてまっせ。
つづく。
第27話「忘れすぎておめでターイ」
ヤマサチ「いえーい!!ほれいっきいっき!!わー!いいねタコちゃん、いい飲みっぷり顔赤いよ!これがほんとのゆでダコだねー!」
なんてしょーもないことを言いながら海底宮殿で飲めや歌えや連日楽しい宴をしてあっという間に3年の月日が流れたある日のこと。
魚A「今日も楽しいですねヤマサチさーん!」
ヤマサチ「おうよ!ほれ飲めや歌えやー!」
ワダツミノカミ「そういえばヤマサチ様はどうしてここへ来られたんですか?」
ヤマサチ「…え?何でここに来たかって?そりゃさおやっさん、兄貴の釣りば……うおー!!(魚だけに)そうだった!!忘れてた!!」
魚Y(いっぱいいるからね!)「何を忘れてたんです?」
ヤマ「兄貴の大事な釣り針無くしちゃったから探しに来たんだった!忘れてた!」
魚全員「えー!!3年もー!!!ぎょぎょー!!(魚だけにね!)」
ワダツミノカミ「それはいけませんな、早く探しましょう(ってもう3年経っちゃてるけど)!おーい、お前たちの中で釣り針を見たヤツはおらんか?」
魚ラ(アルファベットだけじゃ数足りないようだね!)「はーい!そういえば鯛ちゃんが喉に何か骨みたいなヤツが刺さって痛いって言ってましたー!」
ヤマサチ「それだー!!」
鯛の喉を見ると釣り針出て来た!(いや、気づけよ鯛!何ておめでタイやつだ!)
ワダツミノカミ「見つかって良かったですね。ヤマサチ様、ただこれをお兄さんに返してはいけないですぞ。謝ってるのに許してくれないのはひどいですからちょっと懲らしめてやりましょう」
ヤマサチ「…というと?」
ワダ「釣り針を返す時にこれは貧乏っちい、ダメな釣り針だって悪口言いながら渡すんです」
ヤマ「子供か。そんなことしたら兄貴怒るよ」
ワダ「これが呪文なんです。お兄さんが高い所に田を作るなら貴方は低い所に田を作り、お兄さんが低い所に作るなら貴方は高い所に作るんです」
ヤマ「要は反対にすりゃいいってこと?」
ワダ「私は水を支配している神ですから、それでお兄さんを貧しくさせることができます」
ヤマ「そりゃ心強いね。でもやっぱ怒りそう」
ワダ「この2つの玉を差し上げます。お兄さんが怒って攻めて来たらシオミツタマで海を満潮にさせて溺れさせて、助けを求めて来たらシオフルタマで助けるんです。繰り返してるうちに貴方の言うことを聞くようになるでしょう」
ヤマ「おっけ!ありがとうおやっさん!…でもこの玉2つってもしかしておやっさんの…」
ワダ「そうよ~んアタシのタマタマ大事にして~ってんなワケないでしょ!」
ヤマ「おっノリツッコミ」
ワダ「今のは水に流して~」
ヤマ「いよっ水の神」
こうしてヤマサチは海神ワダツミノカミより呪力の玉2つをゲット!
サメに乗って地上へ3年ぶりのリターン!
ウミサチをお仕置きに行くのです。
てか元々は釣り針失くしたオマエが悪いだろ!って気持ちは水に流して頂いて。
ヤマサチVSウミサチ。
まもなくゴング。
つづく。
なんてしょーもないことを言いながら海底宮殿で飲めや歌えや連日楽しい宴をしてあっという間に3年の月日が流れたある日のこと。
魚A「今日も楽しいですねヤマサチさーん!」
ヤマサチ「おうよ!ほれ飲めや歌えやー!」
ワダツミノカミ「そういえばヤマサチ様はどうしてここへ来られたんですか?」
ヤマサチ「…え?何でここに来たかって?そりゃさおやっさん、兄貴の釣りば……うおー!!(魚だけに)そうだった!!忘れてた!!」
魚Y(いっぱいいるからね!)「何を忘れてたんです?」
ヤマ「兄貴の大事な釣り針無くしちゃったから探しに来たんだった!忘れてた!」
魚全員「えー!!3年もー!!!ぎょぎょー!!(魚だけにね!)」
ワダツミノカミ「それはいけませんな、早く探しましょう(ってもう3年経っちゃてるけど)!おーい、お前たちの中で釣り針を見たヤツはおらんか?」
魚ラ(アルファベットだけじゃ数足りないようだね!)「はーい!そういえば鯛ちゃんが喉に何か骨みたいなヤツが刺さって痛いって言ってましたー!」
ヤマサチ「それだー!!」
鯛の喉を見ると釣り針出て来た!(いや、気づけよ鯛!何ておめでタイやつだ!)
ワダツミノカミ「見つかって良かったですね。ヤマサチ様、ただこれをお兄さんに返してはいけないですぞ。謝ってるのに許してくれないのはひどいですからちょっと懲らしめてやりましょう」
ヤマサチ「…というと?」
ワダ「釣り針を返す時にこれは貧乏っちい、ダメな釣り針だって悪口言いながら渡すんです」
ヤマ「子供か。そんなことしたら兄貴怒るよ」
ワダ「これが呪文なんです。お兄さんが高い所に田を作るなら貴方は低い所に田を作り、お兄さんが低い所に作るなら貴方は高い所に作るんです」
ヤマ「要は反対にすりゃいいってこと?」
ワダ「私は水を支配している神ですから、それでお兄さんを貧しくさせることができます」
ヤマ「そりゃ心強いね。でもやっぱ怒りそう」
ワダ「この2つの玉を差し上げます。お兄さんが怒って攻めて来たらシオミツタマで海を満潮にさせて溺れさせて、助けを求めて来たらシオフルタマで助けるんです。繰り返してるうちに貴方の言うことを聞くようになるでしょう」
ヤマ「おっけ!ありがとうおやっさん!…でもこの玉2つってもしかしておやっさんの…」
ワダ「そうよ~んアタシのタマタマ大事にして~ってんなワケないでしょ!」
ヤマ「おっノリツッコミ」
ワダ「今のは水に流して~」
ヤマ「いよっ水の神」
こうしてヤマサチは海神ワダツミノカミより呪力の玉2つをゲット!
サメに乗って地上へ3年ぶりのリターン!
ウミサチをお仕置きに行くのです。
てか元々は釣り針失くしたオマエが悪いだろ!って気持ちは水に流して頂いて。
ヤマサチVSウミサチ。
まもなくゴング。
つづく。
第26話「教えてでんじろう!」
失くしてしまった兄の釣り針を探しに、シオツチに言われるがままに海中へと進むヤマサチ。
途中、桂の木に登って休憩。
すると現れたのは海の神:綿津見神(ワダツミノカミ)の娘の豊玉姫(トヨタマビメ)の召使い。
井戸から器で水を汲もうとすると水面に映る人影(もはや海の中ってことは一旦忘れてね!)
召使い「うわー!びっくりした!あなたは?」
ヤマサチ「水くれ!」
召使い「水…喉が渇いてるんですか?じゃあこれ、どうぞ」
トヨタマビメは器に水を入れてヤマサチに差し出す。するとヤマサチは水を飲まずに自分の首飾りを解いて玉を口に含み、器に唾と一緒に吐く。
召使い「うわー!!変な人だ!変なおじさんだ!」
ヤマ「そうです!アタスが変なおじ…違ーう!!見てこれ」
ヤマサチの唾液の力で首飾りの玉が器にくっついて離れない!
召使い「ぎゃー!やっぱり変な人!これ何で取れないの?唾で!キモいー!何でー!教えてでんじろう先生ー!」
ヤマ「およよ」
召使い「大河内の傳次郎じゃなーい!!助けてー!トヨタマビメさまー!」
トヨタマビメ「どうしたの?およおよして」
召使い「傳次郎じゃないんです!何か桂の木の上に変な人がいまして!まあまあのイケメンではあったんですけど…!器に唾吐いたらこの玉くっついて取れなくなっちゃって…何かとにかく変で!」
トヨ「わかったわ。行ってみましょ」
トヨタマビメが表へ出て行く。
木の上のヤマサチを見つける。
ヤマサチもトヨタマビメを見つける。
見つめ合う2人…。
合体!(多分してます。古代で男女が見る、会う=そゆこと!18禁!)
ちなみに鹿児島県指宿市に日本最古の井戸があって…ここがトヨタマビメとヤマサチの出会った伝承地とされております。
ピロートークもそこそこにトヨタマビメ、すぐさま父の元へ。
トヨ「お父さん、すっごいイケメンいたの!めっちゃタイプで!」
ワダツミノカミ「なぁにぃをぉ?イケメンだぁ?」
ヤマサチ「うわっ!こわそうなオヤジ!やっべぇ逃げようかな…」
ワダ「…そこにいる男か?」
ヤマ「ぎくっ!…こ、こんにちは~はじめまして~」
ワダ「何者だキサマは!」
ヤマ「ひゃいっ!…あの、ニニギノミコトの三男坊でして…」
ワダ「なぁに~!ニニギノミコトの息子だとお?!…じゃあ神様じゃーん!エライじゃーん!ぜひウチの娘をよろしくー!!」
ヤマ「変わり身はやー!」(ニニギとオオヤマツミと同じパターンのやつだね!)
ワダ「よーし!この勢いで結婚祝いだー!酒持ってこーい!!」
ご馳走が運ばれて来てどんちゃんどんちゃん♪
ヤマ「うわー!楽しーい!!」
居心地良過ぎて~…
3年住んじゃった!!
ヤマ「…あれ、何か忘れてるような…?ま、いっか!」
おい大丈夫かヤマサチ。
つづく。
途中、桂の木に登って休憩。
すると現れたのは海の神:綿津見神(ワダツミノカミ)の娘の豊玉姫(トヨタマビメ)の召使い。
井戸から器で水を汲もうとすると水面に映る人影(もはや海の中ってことは一旦忘れてね!)
召使い「うわー!びっくりした!あなたは?」
ヤマサチ「水くれ!」
召使い「水…喉が渇いてるんですか?じゃあこれ、どうぞ」
トヨタマビメは器に水を入れてヤマサチに差し出す。するとヤマサチは水を飲まずに自分の首飾りを解いて玉を口に含み、器に唾と一緒に吐く。
召使い「うわー!!変な人だ!変なおじさんだ!」
ヤマ「そうです!アタスが変なおじ…違ーう!!見てこれ」
ヤマサチの唾液の力で首飾りの玉が器にくっついて離れない!
召使い「ぎゃー!やっぱり変な人!これ何で取れないの?唾で!キモいー!何でー!教えてでんじろう先生ー!」
ヤマ「およよ」
召使い「大河内の傳次郎じゃなーい!!助けてー!トヨタマビメさまー!」
トヨタマビメ「どうしたの?およおよして」
召使い「傳次郎じゃないんです!何か桂の木の上に変な人がいまして!まあまあのイケメンではあったんですけど…!器に唾吐いたらこの玉くっついて取れなくなっちゃって…何かとにかく変で!」
トヨ「わかったわ。行ってみましょ」
トヨタマビメが表へ出て行く。
木の上のヤマサチを見つける。
ヤマサチもトヨタマビメを見つける。
見つめ合う2人…。
合体!(多分してます。古代で男女が見る、会う=そゆこと!18禁!)
ちなみに鹿児島県指宿市に日本最古の井戸があって…ここがトヨタマビメとヤマサチの出会った伝承地とされております。
ピロートークもそこそこにトヨタマビメ、すぐさま父の元へ。
トヨ「お父さん、すっごいイケメンいたの!めっちゃタイプで!」
ワダツミノカミ「なぁにぃをぉ?イケメンだぁ?」
ヤマサチ「うわっ!こわそうなオヤジ!やっべぇ逃げようかな…」
ワダ「…そこにいる男か?」
ヤマ「ぎくっ!…こ、こんにちは~はじめまして~」
ワダ「何者だキサマは!」
ヤマ「ひゃいっ!…あの、ニニギノミコトの三男坊でして…」
ワダ「なぁに~!ニニギノミコトの息子だとお?!…じゃあ神様じゃーん!エライじゃーん!ぜひウチの娘をよろしくー!!」
ヤマ「変わり身はやー!」(ニニギとオオヤマツミと同じパターンのやつだね!)
ワダ「よーし!この勢いで結婚祝いだー!酒持ってこーい!!」
ご馳走が運ばれて来てどんちゃんどんちゃん♪
ヤマ「うわー!楽しーい!!」
居心地良過ぎて~…
3年住んじゃった!!
ヤマ「…あれ、何か忘れてるような…?ま、いっか!」
おい大丈夫かヤマサチ。
つづく。