前回、パーム油の生産のためにオランウータンが虐殺され、時には食べられているという毎日新聞のルポを紹介した際、、同種の不安を抱えるアフリカの現状について憂いたが、原因は同じではないものの、やはりアフリカでも猿や象などの野生動物が食べられているというルポが、今度は朝日新聞29日付け朝刊に掲載されている。
アフリカ中央部のコンゴ共和国。昔から野生動物を食べる習慣はあったものの、必要以上の狩猟をせず、生態系に影響を与えない程度に自然と抑制されていたのが、ここのところ、急増しているのだという。
牧畜ができない土地の状況に加え、内戦終結による人口増で肉の消費が拡大し、どうしても目が「ブッシュミート」と呼ばれる野生動物の肉に向くのだ。
エコガードによる取り締まりの様子も紹介されているが、結局、現地の人たちのタンパク源をどうするのかが最大の問題。取り締まるだけでは何も解決しないのは、オランウータンのときと同じ 。
考えさせられますね。
なお、1面の写真はわざと逆光にして見えにくくしていますが、かなりショッキングです。