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ゴンベ・メモリアル・クラブ(GMC)

2005年、アフリカの神秘の森で野生のチンパンジーに出会った。感動をともにする私たちの不思議なきずなを深めながら、まだ見ぬ新たな人とも出会いたい。遙かなる大地へ思いをはせよう。

 前回、パーム油の生産のためにオランウータンが虐殺され、時には食べられているという毎日新聞のルポを紹介した際、、同種の不安を抱えるアフリカの現状について憂いたが、原因は同じではないものの、やはりアフリカでも猿や象などの野生動物が食べられているというルポが、今度は朝日新聞29日付け朝刊に掲載されている。


 アフリカ中央部のコンゴ共和国。昔から野生動物を食べる習慣はあったものの、必要以上の狩猟をせず、生態系に影響を与えない程度に自然と抑制されていたのが、ここのところ、急増しているのだという。


 牧畜ができない土地の状況に加え、内戦終結による人口増で肉の消費が拡大し、どうしても目が「ブッシュミート」と呼ばれる野生動物の肉に向くのだ。


 エコガードによる取り締まりの様子も紹介されているが、結局、現地の人たちのタンパク源をどうするのかが最大の問題。取り締まるだけでは何も解決しないのは、オランウータンのときと同じ。


 考えさせられますね。


 なお、1面の写真はわざと逆光にして見えにくくしていますが、かなりショッキングです。

 今朝9月9日付の毎日新聞朝刊4面に、インドネシア・カリマンタン島のオランウータンに関する渾身のルポが掲載されています。

 ネットにアップされていない特集のため、リンクは付けられませんが、オランウータンが人間によって虐殺されているという話を聞いて、その真偽を確かめるために、現地を訪れた記者の報告です。


 パーム油会社の従業員あるいは会社ぐるみによる殺害、保護動物と知らない無知、先住民から伝承される食習慣などさまざまな説を追って、奥地に分け入っていくルポはなかなか迫力があり、一読をお勧めします。


 いずれにしても、山火事や農園開発で生息地が少なくなり、人間の居住地からあまり距離がとれなくなってしまったことが原因にあるようです。


 インドネシアのパーム油といえば、野生動物を安易に殺して売ってしまわないように、地元民の生活を経済的に支える手法の成功例として、わたしたちが2005年に訪れたアフリカのタンザニアでも紹介されていただけに、今度はそのパーム油の開発がオランウータンを危機に追いやっている可能性があるというのはとても切ない話です。

 アフリカにも同じような状況が迫っているのでしょうか。心配です。


 

 読者のみなさん、そして、創設者グループのゴンベの仲間の皆さん、このブログが開設したのは、まだアフリカからの風がそよかに吹いていた約7年前のあした。

 でも、5年目以降はご無沙汰で、絶滅の危機におちいっていました。


 7歳になるのを良い区切りとして、わたしたちのゴンベ・メモリアル・クラブは再スタートします。


 これまでどおり、野生動物の魅力や自然の素晴らしさを語り合うのに加えて、動物たちがさらされている過酷な環境や、自然破壊の問題についても話したり、紹介しあったりしましょう。

 普段ふとペットに感じる「野性」といった身近な話題でも結構ですし、実際に訪れた世界中の魅力的な場所についてでも大歓迎です。気軽な紀行文も読みたいですねえ。


 ブログのデザインやパーツなどは日々、すてきなものにしていきますので、どうぞ皆さん、ふるってご投稿ください。

 そして読者の皆さんは、それに対する感想でも、なにかヒントになるようなアドバイスでも結構です。どんどんメッセージをください。


 7歳になって、うれしはずかしの再スタート、みなさん応援してください。