え~と、これから書くことは不快に感じる人もいるかもしれませんが、こういう事があったということで
ご理解ください。

昨日の会社帰りですが横浜から相鉄に乗って、緑園都市あたりだったと思います。緑園都市を出発してし
ばらくして(私は、最後尾の車両に乗っていたのですが)電動車椅子の女性が車掌室に向かって前を通過
して行きました。車掌室までたどり着くと、ドアをノックし車掌さんが対応するとかなり大きな声で
“降りれなかったじゃないの!”と・・・どうもその女性は、出発した駅で降りたかったらしいのですが
降りそびれてしまった模様。何度も何度も“すいません”と謝る車掌さんに対し文句を繰り返す始末。
通常相鉄の場合、車椅子の人が乗る場合は駅員に言ってから乗り込み、下車駅で駅員が待機して下車を
サポートするという体制になっているはずなのですが、どうもその女性は乗車の際に一言告げていなかっ
たようで下車駅に駅員が待機しておらず自分ひとりで下車できなかった模様。車掌さんが“階段での移動
が無い終点駅まで行って折り返すようしていただけませんか”と何回も謝りながらお願いしているにも
かかわらずものすごい剣幕でまくしたてている状態。次の駅で停車中にも車掌さんに文句を言い、電車
が発車できないことに・・・結局、終点まで行かずに途中駅の駅員が対応するようになったのですが、
降りるようお願いされても無視を決め込んで降りようとしない。そこでも長らく停車。最後は、車掌さん
と駅員さんが何度も謝り、やっと降りていったという結末。

確かに車椅子の方(健常者でも)で自分で何でもできると自負しておられる方もおられると思うのです
が、できないことに対しては素直に認めてサポートを受けるという心構えが必要なんじゃないかと思い
ました。立場上、言い返せない人に対してあの態度はないんじゃないかと・・・ましてや、自分が原因
で公共の電車を停め他の人に迷惑をかけているのですから。障害者ということで自分は優遇されるべき
と思っている人がいるのなら(そう思っていない人のほうが多いとは思いますが)その考えは改めてほ
しいなあと今回の出来事で感じました。

世の中助け合って生きていかなければならないのは、全ての人みな同じだと思います。特別なんてことは
基本的にないはず。ただ、弱い人たちに対してはみんなが当然のようにサポートしてあげられるようにな
っていってもらいたいものです。今回の件も、降りようとしたときに周りのひとにちょっと“手伝ってく
ださい”と言って、まわりの乗客が数人手伝ってあげれば降りそびれるということはなかったはず・・・
サポートされる側もサポートする側も少しの勇気で世の中いい方向へ行く気がします。

まあ心がモヤモヤしていたので書いてしまいましたが、こういうことがあったということで・・・