#いじめ #子供時代 #呪い #人間関係 #セルフネグレクト
小学生4年の時、「睨まれた」と同級生たちに非難されたことがある。いま思えば、因縁だろう。
担任の先生がそれを鵜呑みにして何を思ったかクラス全員に「私から睨まれたら、どう思いますか?」という作文を書かせた。その後、母親が作文を担任から読まされたそうで、母親も、私が同級生達を睨んでるから作文を書かれたんだ、と誤解した。
母親にまで信じてもらえなかったのはもっと悲しかった。そして、この時、こう思った。「担任はともかく、母親にさえ信じてもらえなかった私は誰からも愛される資格はない。汚くて気持ち悪くて醜くて誰よりも劣っていて、自分からは人に話しかけてはいけない。睨まれたと誤解されるから、人と目を合わせてはいけない」と、自分で自分に呪いをかけてしまった。
大人になった今は、睨んでもないのに、何故こんな不当な扱いを受けなきゃいけなかったのか?と思うが、当時は濡れ衣を否定するだけの気力も奪われてしまった思いで、深く絶望したから。
その以前もイジメにあった経験はある。しかし、まだ小さなものだった。作文以来、学年全体からの激しいイジメが始まった。上級生・下級生の一部からも嫌われていた。作文=先生公認のイジメだよね💢 当時はすっかり自分自身の意志や感情が凍りついてしまい、イジメにあってもNOを言えず闘うことも初めから諦めてしまっていた。
その後、5年生になり、担任が変わった。新しい先生は何度かイジメを阻止しようと尽力してくれた。それで少しはマシだったかな。ただ、当時の私はすっかりセルフネグレストのループに陥ってしまっていたのが悔やまれる💦
中学生になったら、イジメはさらに拡大した。転校していったイジメっ子数人と再会してしまったのも大きい。
私自身はセルフネグレストぶりは相変わらず。好きな人が出来ても、私には好きな人に話しかけたり好意を表現することは許されない。第一、こんな嫌われ者から好かれても、相手に迷惑かかるだけだと思っていた。今思えば、自信がないから逃げてた部分もある。そんな感じだから、相手に気持ちは伝わる訳がないよね。運良く意中の人から近づいてきてくれた時も、何故か素直になれず怒らせてしまったこともある。彼氏が出来ても、上手く関係を築けなかったこともある。
それなりに歳を重ねた今は、「人を好きになったり仲良くなりたいと思ったりするのはちっとも悪いことじゃない。いや、その前に、自分の中の感情に蓋をするのは無理がある。人と対話する時に相手と目を合わせることは悪いことじゃない」ってこと。
もっと早く気づけば良かったかな(笑)。今はただ、自分自身でかけた呪いを解きたい気分。