いつかこんな日が来るコト・・・分かってた

なんとなく気付いてた

気付いてたのに

気付かないフリをしていたダケ・・




東京に転勤してきて以来、毎日が楽しかった

何の変哲もない毎日だけど

毎日毎日幸せを感じてた


彼は昔と変わることなく優しくて・・

ウウン、もっと優しくなった

会社から帰宅してご飯食べたらそのまま床で寝る・・

なんてコトもなくなった

イヤ・・たまにあるか・・・( ゜∋゜)


でもいいの

彼が毎日帰ってきてくれるなら

毎日彼に会えるだけで嬉しいの

そのままで

このままで

いられれば、それだけでヨカッタのに


何がいけなかったんだろう

これ以上のもの

何も

なんっにも

望んでいなかったのに・・

























なんでセミがいんのっ!?

なんでウチで死んでんのっ!?

あたし触れないってば!(`Д´)



ミンミンうるさかったもんなぁ~

ゼッテー1匹クライは来るって思ってたんだよね~


もっと高い階に住みゃヨカッタ・・( ゜∋゜)


彼が帰ってきたら速攻、下に落としてもらお。

下の人、ごめんなさーいネ(・Θ・;)






と、


ここでブログを終わらせようと思っていたが。

2時間後再び見に行くと






( ゜∋゜)


さっきとチョト向きが変わってる・・

気のせいか?

風のせいか?





さらに1時間後





( ゜∋゜;)


あんた絶対動いたでしょ

絶っ対絶対動いたでしょ


するとセミが

「ジジっ」


ヽ((◎д◎ ))ゝキャァァァァァァァァァァァァ


生きてんヂャーーン・・orz


ムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリ

!;゚ε゚!!;゚ε゚!!;゚ε゚!!;゚ε゚!!;゚ε゚!


ベランダに陽があたるようになって
暑くて動き出してんヂャン!!

なにヒックリかえってんのヨぉぉぉぉ(TωT)

あんたセミでしょー!

私の許可なく、なにウチでヒックリかえってんのヨぉぉぉ!


「ジジっ」


サイアクサイアクサイアク・・

おかんちのマルサ並みにサイアクの連発


でも・・。

1週間しか生きられないセミ・・。

こんな形でその短い一生を終えるのか・・。

なんてドジなセミ・・。

実はもう死にそうなのか・・?

・・でもこんなトコで息絶えてイイのかっ!?

アンタ、そんな最期でイイのかっ!?



「ジジっ」 バタバタ



ウーーーーン(_ _ ;)


一生懸命足バタバタするセミに

かつをの

心が

動いた







プロジェクトX

~セミを助けた虫ギライのかつを~


風の中のかーつをー


かつをは

窓をギリギリまで閉め、

セミが急にコッチに飛んできた時に備えサっとカーテンを閉める練習を積み、

部屋の中から物干し竿を限界にまで伸ばし、


セミをツツイタ



ツンツン

セミ 「ジジジジジジっ!!」 バタバタバタバタ!

かつを 「キャァァァァァァァァァァァっ!!」

シャーー!!(カーテン閉める音)

もぉヤーーーダーーー!!(TωT)

まったくヒックリかえれない・・orz


もっと気合いれなさいヨーー!!ヽ(`Д´)ノ

あんたセミでしょー!?(←?)



ツンツン

セミ 「ジジジジジジっ!!」 バタバタバタバタ!

かつを 「キャァァァァァァァァァァァっ!!」

シャーー!!(カーテン閉める音)

もぉヤーーーダーーーってば!!(iДi)


繰り返すこと10分。



ついにセミが竿を掴み、見事飛び立った!

ヽ(゜▽゜)ノヽ(゜▽゜)ノヽ(゜▽゜)ノヽ(゜▽゜)ノ



そして。


翌日ベランダに出ると、

大・中・小のツヅラを持ったセミが正座しているではありませんか!

・・んなワケないか( ゜∋゜)



まったく・・カナブンの親分とイイ、セミとイイ・・(´Д`)=з

我が家は招待制デス!!勝手に来ないでクダサイっ!!

もぉ。(`Δ´)

 


*カナブンの親分を見たい変人は→コチラ