酒とミステリーとふっふ~-ファミリーポートレイト


桜庭一樹さんの「ファミリーポートレイト」 。

図書館で随分と待って、やっと届いた1冊です。


冒頭のシーンで、


「コマコ逃げるわよ」
ママの声がして私は振り返る・・・・


このときの主人公コマコは5歳の少女の設定です。


ここからマコというママと、コマコの14歳までの逃避行物語が第一部。


第二部はコマコが少女から女になった17歳から、愛を発見?した34歳までの物語です。


波乱万丈で、途中までもしかしたら実話の部分もある?などと思いながら読んでいましたが、
流石にそれはないかな。


女性の作者なのに時にオトコの内面を見透かしたようなエロスの部分もなんかもあって、
作者が結婚しているから書けるのか、年400冊は本を読んでいる中毒患者だからか、


あるいは千原ジュニアを尊敬してやまないという位のお笑い好きだからかは判らないけど、
全ての情報を本で物語のヒントとして自分なりに表現できるのは、やはり天性の才能があるのだろうと思います。


前に読んだ「私の男」は近親相姦がテーマみたいで、入り込めなかったけど、この本は一気に読み進めました。


こちらは作者の桜庭一樹さんご本人が写るポスターです。

ご本人は可愛らしい方ですね。


酒とミステリーとふっふ~-ポスター


●以下はアマゾンの紹介


あなたとは、この世の果てまでいっしょよ。呪いのように。親子、だもの。

直木賞受賞後初の書き下ろし長編1000枚。


全身全霊感動のエンディングを迎える、恐るべき最高傑作!

ママの名前は、マコ。マコの娘は、コマコ。うつくしく、若く、魂は七色に輝く、そしてどうしようもなく残酷、な母の“ちいさな神”として生まれた娘の5歳

から34歳までを描く。


怒涛のごとき展開と濃密な物語に圧倒されながらページを繰る手が止まらない第一部「旅」、紙上の文字がいまにも叫び出しそうな言葉の力に溢れ、

この作品を同時代に読めた喜びに震える第二部「セルフポートレイト」の―・二部構成となる本書は、

進化と深化が止まらないモンスター作家・桜庭一樹の新たな金字塔となった! 

面白くて、どこまでも凄い!!!