20230317🍀認定NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね 女性のためのたらちね防災プロジェクト一日目②

心のケアに使われるアトリエを見学した後は、たらちねのオフィスに併設されているラボ(放射能測定室)とクリニックを見学。

ラボはまるで実験室のようで、食べ物や土など物資に含まれる放射性物資の検出方法を詳しく説明して頂きました。

空間の放射線は、計量器で大体の数字はでますが、物資の放射線は、まるで科学の実験のような手順を重ねて、時間を掛けて測定されます。

測定機械も大変大型で、外国製でした。

この測定は、依頼に応じて頂けるようです。自宅の庭や畑の土を持ってきた参加者も居ました。

恐れるよりも、まず「知る」事が大切だと思いました。

また、この実験のような作業を毎日されている田中さんも、実は地元の方であり、被災者であり母親です。説明の後は被災の体験談を聴講しました。

その後、またバスで移動し、いわき湯本温泉♨ホテル古滝屋さんへ。

こちらで座談会。先程のアトリエを担当しておられる大森さんの被災体験談を伺いました。

大森さんは福島第一発電所がある双葉町の出身で、浪江町在住でした。

震災があって、小さなお子様を抱え、避難した大変なお話(ここには書けないくらいの)や故郷の双葉町の実家の土地が、放射能廃棄物の保管施設に使われてしまっている現状など、、、

福島では災害はまだ終わりません。

(双葉町の帰宅困難地域、入れない場所の放射線が半減期を繰り返し、安全になるまで300年掛かるらしいです。😢

故郷を失うとはどんなに辛いか。

最後の2枚は、私がその夜泊まらせて頂いたお部屋と

パトカーを見て福島まで来た実感が。

南紀白浜に住んでますが、温泉旅館に泊まるのは生まれて初めてで、テンション上がりました。

湯本温泉は、こちらでは

「日本三大古湯」

と言われているみたいです。

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