にいがたペット行動クリニックのはるか先生です
攻撃行動の猫ちゃんの診察は
とても気を付けることが多い診察の１つです
猫ちゃんの攻撃行動は
激しいことも多く
初診時には
傷だらけで来院される
ご家族の方も少なくありません・・・・
猫ちゃんの攻撃は
全身を上手に使って攻撃してきますし
三次元に動ける動物ですので
猫ちゃんが本気を出した時には
人間が逃げ切れないこともあります
攻撃行動を主訴に来院された猫ちゃん
爪切りの処置をさせていただきました
事前準備が重要ですので
ご自宅でのクレート練習
頓服処方
カバー
毎日の練習が準備につながりますし
当日はしっかりと準備していただきました
事前準備はとても重要です
さて・・・
当日の爪切りの様子を
少し紹介しますね
こんな状態で来院してくださいました
看護師と息を合わせながら（声は出しません）作業を進めます
上部を外しながら、上部の代わりに
カバーをスライドさせていきます
足先だけ見つけて
爪切りをします
全部終了したら
そっと上部をつけて終了です
今回は
ちょっと小さく「ウ～」と言う場面もありましたが
大きな攻撃行動なく
強いストレスを与えることなく
爪切りが終わったので
ホッとしました
猫ちゃんの爪切りは
生涯必要ですから
ご自宅での練習を
強くお勧めします
ただし、攻撃行動が出現している場合などは
専門家に相談しながら行ってください
危険すぎます
子猫のうちから
爪切り練習をすることが
一番楽ちんです
参考程度に～♪
ちなみに、動画の猫（保護猫）は
爪切りの時
最初は
「シャー！」でした（笑）
動画の三毛猫さんは
子猫時代から爪切り練習をしていました♪
食べながら
爪切りだけじゃなくて
採血も平気でできる子です
※注意※
ご紹介した方法は、あくまで１つの方法です。
ご自宅の猫ちゃんに合った方法を、専門家に相談しながら実践することをお勧めします。
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監修：水越美奈先生(日本獣医生命科学大学/日本獣医動物行動研究会)
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