鎌田先生に会いに行こうか。
鎌田先生覚えてる?
とひなに伝えてみた。
ひなの顔が変わったのがすぐに分かった。
嬉しそうに
うん!また保育園に行けるの?こども園に行かなくていいの?
と返事が返ってきた。
うーん。
通うのはこども園だけど、鎌田先生に会いに行かないかなっと思って。
鎌田先生が遊びにおいでって言ってくれてたよ。
と伝えると
少し考えて、いく!と言ってくれた。
それからすぐに、ひなを連れて先生に会いに行った。
ひさしぶりだね、ひなくん!
げんきにしてた?
おいでおいで!
と言われて、ひなは随分照れた様子で先生に近づいて行った。
どう?今の園は楽しい?
と先生も本題に触れてくれたけれど
こども園が絡む話になると
この絵本僕前に読んでた!
などと話を逸らしはぐらかされた。
職員室で30分ほど3人でお話しをしたけれど、どうも核心に迫れない状況が続いた時、先生が言った。
お母さん、ひなくんと2人でお話しさせてもらってもいいですか?
もちろんです!よろしくお願いします。
と答えると先生は
ひなくん、先生とお散歩しよっか。
いつも一緒にどこお散歩してたか覚えてるかな?
と、ひなを連れて外へ出ていった。
…不安。
これで何もわからなかったらどうしよう。
また荒れ狂う毎日が戻ってきて、
もうどうしたらいいかわからない…
なんてことを考えていると
意外とすぐに2人は戻ってきた。
時間にして10分程度
咄嗟に椅子から立ち上がってしまった私に
先生が、あ、お母さん座ってくださいね。
と声をかけてくれた。
で…
と先生の顔を見ると
ひなくん教えてくれましたよ、園が嫌な理由。
と先生がにっこり笑った。
さ。流石…
私がはこれほどまでに苦しんだのに
先生はたかが10分程度で聞き出したのか…
まずそれに衝撃を受けた。
保育士さん流石…!
なんだったんでしょうか、、、
ひなくんがお話ししてくれたこども園が嫌な内容なんですが…
と先生が話し始めた。
私はその内容に
今度は一瞬頭がついていかず、一瞬フリーズした。