まず、どこの病院で治療するかを検討した。
現在住んでいる地域は単身赴任で来ている地域なので、入院手術となると、家族の負担が非常に大きい。
また、自宅のある所に転勤で戻った場合、5年間の通院も課題の一つだ。
やはり、自宅のある東京で治療するのが、いいという結論を出した。
そして病院は、たまたま勤務先の紹介で、大学附属病院を紹介され、そちらでお世話になることとした。
紹介されたのは、口腔外科であった。
そして、治療方法を検討
粒子線は、保険がきかず、費用は約300万円
且つ必要が無いと言われた。
小線源治療は福島原発の事故以来やっている病院が少ない。
たまたまこの病院は、小線源治療を行っている。
切除が極めて一般的な方法。
5年生存率は、切除・小線源とも差異はほぼ無い様だ。
やはり、QOLを考えて小線源治療を選択した。
イリジウムの針を舌に刺し、72時間程埋め込んで放射線で癌細胞を消滅させる方法だ。
この間は、個室でこもりっきりだ。
時間は、針の持っているエネルギー量、癌の大きさ等によって変わるらしい。