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photo:Nikon F3 Ai Nikkor 50mm F1.4S Kodak EB-3

へばりついて、力強く。そして瑞々しく。
そんな生き方がいいのかも。











*久しぶりに帰ってきたあこがれの街。
 GWどっか行きたいなぁ。




*休みだからって土門拳さんの本を図書館で借りてきた。
 一気に読み終えた。
 心に残った言葉がいくつもあるから忘れないようにメモしておこうと思った。


<土門拳の言葉>

アマチュア写真家が少し手きびしい批評をあびせられた時、
「道楽にやっていることで、自分が楽しみさえすればいいんで、
そんなむづかしいことはどうでもいいんです」という捨台詞をよく言います。
もしその通りならばならば、何をかいわんやです。
そういう人はその通り非社会的な小さな自己満足のマスターベーションにふけっておればいいのです。
そういう人は写真を一個独立した芸術として追及していく道の外にいる人です。
爪に血をにじませて狂人のように朝な夕なに鍵盤をたたいている音楽少女、
発表のあてすらもない原稿を十年も二十年も書き続けている文学青年、
三年も四年も退屈な石膏と睨めつくらをして、木炭紙にパン屑をこすりつけている画学生。
音楽や文学や絵画の世界には、「そんなむづかしいことはどうでもいいんです」
というような不見識な無責任な放言をする人間は一人もいません。
もっと真剣な必死な、人間一人の全人生をかけた仕事として追及しています。
すべてピアニスト、ヴァイオリスト、小説家、俳人、詩人、そして画家であるだけです。
みんな芸術家たるプライドを持って、それぞれ社会的な文化的な分野を確立しています。
アマチュアとかプロとかと区別して考えているのは写真界だけの珍現象です。
~中略~
この際、審査を通じて、僕の信念と経験と誠意の一切を、
写真を近代的芸術として一個独立の社会的な文化的な存在に確立する方向へ傾けたいと思います。
・・・

「カメラ」昭和24年(1949)10月号