さて、いよいよ最終回のわたしの物語。
まだ読んでない方はコチラから♡
わたしの物語パート１幼少編
わたしの物語パート2中学編
わたしの物語パート３中学飛び込みおまけ編
わたしの物語パート４大学時代編
わたしの物語パート５よしもとさんの秘書編
わたしの物語パート６ その後とスタバまで
わたしの物語パート７スタバでの出会い
わたしの物語パート８亡くなった父のことば
ここからは一気に１０年以上をぶっ飛ばしで（笑）
スタバを辞めた後はこれまた体力的に何をするにも自信がなくて
うだうだうだ～～と過ごしておりました。
体力を取り戻しながら徐々に動き始めて
行動範囲も変わって来て、先輩ライターさんが雑誌の
取材アポなどのフォローを振って下さったりして
取材に出かけたり後でほとんど修正してもらったりしたものの
記事書きをしたり、構成チェックなどを教えてもらいました。
可愛いボサノヴァデュオのお手伝いをしたり～
雑誌で活躍していた女性フォトグラファーの友達と
気ままにイタリア旅行に旅立ってみたり・・・
東京の女優さんをしている友達から
パリのロケがあるからと声をかけてもらって
同行スタッフとして撮影の時の手伝いをしたり・・・
色んな事が出来たのである意味すごく楽しかった！！！
でも・・・
思ったのが
「このまま死んでしまっていいのか？」ということ。
「自分の心のままに自分の好きな場所で
過ごしてみてもいいんじゃないか！？」
と。
幸か不幸か、恋人もいなかったし（涙）誰も引き留める人は居らず
肺を患っていた父でさえ
「お前も外人の方がええんちゃうんか？」
（私の姉も日本にいるときは全く出会いがなく、
フランスに行った途端に弾けたタイプだったのを見て（笑）
と、かねてから言っていたので、
どうにか手紙交換を細々していたイタリア人の男友達を
頼って、ミラノに４ヶ月留学をすることに決心したのですー！
2003年に語学留学をする手続きを８ヶ月程かけて
準備をしていた頃・・・
父が急死しました。
長年肺を患っていてエアソルを服用していたのですが、
その薬がもたらす副作用だったとのことで、
そこまでの急展開は誰も想像をしていなかった・・・。
その2日前まで一緒に取り合いをしながらご飯を食べていた父が・・・
それからは日々が怒濤のように流れました。
パリに住んでいた姉はまだ１歳にもなっていない姪っ子がいましたし、
兄はすでに熊本に住んでいたのでほとんど全ての手続きを
私が中心でやる事になりました。
ほとんど会う事もなかった叔父に、
「お前、こうなったら絶対に外国とかに行くとか思うなよ！
お母さんの面倒見れるんはお前だけなんやぞ」
と、呪いをかけるような恐ろしい目で言われたときは
背筋が凍りました。
が・・・父の死を無駄にしないのは
「私が向こうに行ってみる事」なのか
「私が実家で母と地味な暮らしをして行く事」
なのかは、一目瞭然でした。
「お前も外人の方がええんちゃうんか？」
という言葉を亡くなる直前にくったくのない笑顔とともに残して行った父・・・
心の声とその言葉だけで充分ちゃう？
母も友達は多い方ですし、周りに優しい人も多いので
と、ある意味喜んで送り出してくれました。
隣の家の第二の両親、G夫婦も「やるだけやっといで！」
と見送ってくれました。
そういう激動な流れの中、2003年の11月に予定通り
ミラノのマルペンサ空港に降り立ったのです・・・
そこで出会ったご縁で今ここにいるわけで・・・
まさかフィレンツェに住むとは
想像は全くしてなかったんですけどねー！！
2005年の秋に妊娠が発覚して～
2006年にムスメを日本で出産して、３ヶ月後に
フィレンツェに戻って来て～
2008年にモシモシと結婚をして～時差できちゃった婚（笑）
日本で奈良の親戚とご飯会を
した時の写真～
本人らの了承を得るのに時間がかかるので、ピンボケ写真～(´･Д･)」
それを機にこのブログを書き始めて・・・
書いて、書いて、書き続けて・・・
地球の歩き方の特派員になったり、
色んな人と繋がり始めて・・・
他にも仕事で言えば・・・
B&Bでアルバイトをしたり、
大阪の雑誌の依頼で小さいコラムを書いたり、
知り合いの関係の方のお買い物同行通訳をしたり、
アパレル関係の通訳とか買い付けとか・・・
色々な経験をしました！！
で・・・今に至ります。
発展途上中もいいところですが、
とーーーーっても楽しくなって来ています。
フィレンツェの素敵な所、素敵な人、美味しい所などを発掘しながら、
日本のこれまた素敵な人達とフィレンツェの仲介をしてゆきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします♪
長々と私の人生の断片を読んで下さって
本当にありがとうございました☆
フィレンツェでお目にかかれるのを楽しみにしておりまーす♪
