革命家が経営していたと言う宿。
人が少なく、回りも物価が安いのでついつい長居してしまった。

泊まる側からしたら宿泊客が少ないのはいいことなのだが、オーナーからしたら困るかもしれない。
多彩な音楽が流れ飽きさせず、気候もかなり過ごしやすかった。
今までで一番居心地がよかった気がする。
サンクリストバルラスカサスにまた来たときは、必ず立ち寄ろうと思う。

革命家の残り香は私には感じることはできなかったが、今の自分と向き合えるいい時間だった。

はじめに行動ありき、美は乱調に有り
一期は夢よ 只 狂え
この言葉は当分忘れられないだろう。

まぁまぁ滞在したのに犬が全くなつかなかったタカハウス。
優秀な目覚まし機能付きで、問答無用で早朝に起こしてくれる優れ物。

馴染めないと思った宿だったがシェア飯効果のおかげか、思いの外居心地がよくなった。

日本に荷物を送ったが、またもや無駄な買い物のせいで前より重くなった気がする。

そろそろメキシコにいきましょうか。
ゆるーいチェックの国境を超えてサンクリストバルラスカサスへ少し迷いながら到着。

水木しげる先生がメキシコはパンケーキが美味しいと言っていた。
サンクリストバルラスカサスにパンケーキを食べるとこがあればいいが…。

サンペドロラグーナを抜け、シェラへ。
日本人宿のペンションタカに。グァテマラにきて日本人宿をよく使う。
日本人宿は独特の雰囲気があって好きではない。
アンティグアもそうだった。
まぁ、人付き合いが苦手で、会話のない自分が悪いのだけれども。
既に出来た輪に入るのがどうしても苦手。
わがままな性格は旅行では治らないようだ。

どうやらここでもみんなと仲良くなることは出来そうにない。

シェラは観光の街ではないと管理人が言っていた。
市場付近で古着屋が開かれ、掘り出し物もあるらしいのだが、なんだか気が乗らなかったので行かなかった。

2日は、バックパックを圧迫しているポンチョをにほんへ送った。
重さ的にはさほど変わらないが、
随分とバックに余裕が出来た。

中米ではよくココナッツが売られているので、もちろんココナッツオイルも安くで売ってある物と思っていたが意外と売っておらず、偶々入った薬局で買うことが出来た。
ココナッツの甘い薫り。髪の毛にオリーブオイルを付けていたが、どうも匂いがよくなかったので探していた。
薬局だからなのか、ココナッツオイルは他の油に比べると断然高かった。

勢い余ってQ60分も買ってしまったが、こんなに買うなら、スーパーでマカダミアナッツオイルを買えた(量も断然多い)とまたもや無駄な買い物と後悔をした。

夜、この宿は断らない限りシェア飯だそうだ。
とりあえず、作ってくれる人に感謝。味はまぁまぁ。
大人数で食べるご飯は何故かいつもと同じ1人飯と変わらなかった。