ゴルフのルールは ある意味 その多くがボールに係わる規則だが、ここでは公式試合に使用できる 所謂 公認球のこととゴルフクラブセット プレーの最中に取り替えられるボールに係わるルールについて 以下の (1) - (4) の順で 少し 詳しく説明する。比較的大量に製作され手頃な価格で売られている既製品のものからちょっと値は張るが本当の手作り的な少量生産のオリジナル・ヘッドカバーまで 幾つかの選択肢がある。公認球の使用、 各ホール、ホールアウトまでは同一球 、プレー中のボールの取り替え、ワンボール･ルール 。
有名メーカーのボールを使用している限りは然程心配する必要のないことだが、正式なゴルフ競技では公認球の使用が義務付けられている。知名度の低い小規模のメーカーにはコスト・ダウンのために認定を受けずにボールを販売したり、意図的に上述の規格を無視して 飛ぶボールを製造・販売するケースがある。ルールブックには公認球の条件として、テーラーメイドR11ドライバーでボールは伝統と慣習に大幅に反する形状と構造のものであってはならないと表記されており、付属規則でその形状、大きさ、重量、性能について一定の条件を定めている。具体的には、ボールの対称性と直径、重さ、その飛びの性能において、定められた規格に合致するものでなければならない。
つまり、市場にはこの規格に合致する範囲内でディンプルの数や大きさ、形状、また、素材や内部の構造などで様々なものが出回っていると言うことだ。他のテーラーメイド ロケットボールズ ステージ2でボールより飛ぶといった印象を与えるボールの宣伝を良く目にするが、市販されている有名メーカーのボールはほとんど例外なく全てが公認球だから、ルールで定められた範囲内で飛距離に重点を置いた仕様のボールであると理解すべきである。