クラブ屋の正しい活用法
年末は「クラブを見直して自分のゴルフをリスタートさせたい」という
お気持ちでアイアンセットのご相談のお客様が続きました。
現状のアイアンを拝見したり伺ったりして「やっぱり・・・」
と思ったのはいずれの方もシャフトが明らかに軽すぎの軟すぎだ
ということです。
「タイミング取りにくいでしょう?」
「トップ気味になりませんか?」
「左へ巻くでしょう?」
の問いかけに、ほぼ同じように
「ええ、だから思い切って振れなくて加減してます」のお答え。
そのうちのお一人Mさんに今日アイアンセット(オーダーメイド)を納品
させていただきました。
シャフトは今までのNS950ではなくDG-S200です。
丁度シャフト重量差の分30g重くなりました。
Mさんに申し上げたことは、
これから約1ヶ月~1ヵ月半、このアイアンに慣れていってください。
その中で、1ヶ月も経たんでも明らかにこう不具合や。ということがあった
らすぐに仰ってください。すぐに対処します。
この期間中、どうしても球筋がこうなる、タイミングがこう悪い、などの
症状があったら取り敢えず自分の「腕」は棚に上げといて先ずクラブ屋に
言ってください。
それはクラブの問題ではなく「腕」の問題、と判断すれば
率直にそう申し上げます。
クラブで解決できることはすぐに再調整します。
ということです。
確かに「振り方」に色々問題を抱えておられるゴルファーも多いでしょう。
例えばアベノのゴルフ屋みたいに・・・(言われんうちに先言うとこ・・・)
でもその振り方、打ち方のマズさが人間の側だけにあるのではなく、実は
そのクラブやからそうなる。
という側面も少なからずあるんです。
私どものような「クラブ工房専門店」というと
「上級者だけが用があって行く店」
「上級者しか相手にしてもらえない敷居の高い店」
「店主はドヤ顔の上から目線でコワイだろう」
というイメージを先入観的に持たれているようです。
ですが、逆にこれから始める方、まだ始めたばっかり、そういう「垢」のついて
いない方にこそ本当は相談に来ていただきたい。
そう思っています。
また、「正しく振ったら(打ったら)曲がるクラブ」で一所懸命真っ直ぐ打つ練習を
している方が実は大半と言ってもよいでしょう。
球が曲がったら先ずクラブ屋に相談!
そう申し上げたい。自分の腕への評価は棚に上げてきてください。
それはクラブの問題やないねぇ、と思ったら
率直にそう申し上げます。
それが上手なクラブ屋の使い方であり、正しく打って正しく飛んで上達へ
最短距離を歩む最初の第1歩だと思うんです。
いくら良いコーチについても「正しく振ったら曲がるクラブ」では意味無いでしょう。
もっと言えば「良いコーチ」はちゃんとクラブを見てくれます。
スポーツ暦がある20~30歳代の健康ダンシでNS950の付いたアイアンを
持っていってスクールでスイングを習っている貴方、
コーチがそのクラブのことには一切振れずにトップオブスイングの形ばっかり
教えていたら直ちに手を切って直ちに信頼できるクラブ屋に行くべきです。


