引っ掛けの出ないパター

パッティングにおいて最も多いお悩みは引っ掛けじゃないかと思います。
また、それを嫌がるばかりについ押し出してしまう。
一般的なパターは重心がシャフト軸線よりトゥ側にある(重心距離があり、パターを水平に置くとトゥが下に垂れる)物が多いです。
こういう重心設計の物はストロークするとトゥが先に出たがる性質があるので油断するとフェイスが被って引っ掛けになります。
ただ、この重心距離が生むストローク中の負荷感の信号がフェイス向きをコントロールし続ける手掛かりにもなりますので、実は悪いばかりでは無いんですけどね。
写真のパターはフソードリームの「SP-005」。
ご覧の通りスワンネックでヘッド自体はバランスの取れたトゥ・ヒールバランスのピン型ですが、シャフト軸線をヘッド重心よりトゥ側に向ける事で軸線からヒール側への逆重心距離を生み出しています。
アドレスから見ると

こんな感じ。
ストローク中トゥ側が出ていこうとする慣性モーメントが発生せず、ヒール側が出ていこうとするモーメントが生まれます。
このヒール側のモーメントは自然とグリップで制御できるので、結果として自然な振り子ストロークをすれば引っ掛けはまず出ません。
アドレスでボールをヘッドのサイトラインに合わせた時にホーゼルがボールに被るので、見え方には慣れが必要かもしれません。
それと、やはり8mくらい以上のロングパットになるとさすがにヒール側の慣性モーメントが大きくなって来るので、少しラインより押し出し気味になるのにも慣れが必要でしょうか。
もうひとつ面白いのは、このヘッドの重量が400gを超えている激重ヘッドなのにストローク中に発生する慣性モーメントが通常の逆なので後ろから細いゴム紐で引っ張られているかのようにヘッドが走らず、ヘッド重量との差し引きの折り合いがついて距離感がとても合いやすいという事。
僕自身はこのパターを使い始めてもう3年以上ですが、最大の悩みだった引っ掛け癖から解放され、年間35〜50ラウンドで年間平均パット数は33を超えていません。
おそらくはもう変える事は無いと思います。
試打して頂けるクラブもありますので是非一度お試しください。

専用ヘッドカバーも付いてます。
O'RION取り扱い開始しました。

今、注目のウェッジ・アイアンのO'RION(オライオン)
今日、社長がお見え下さり正式にお取り扱いさせて頂く事になりました。
写真右から
Type-S(写真はノンメッキモデル)
Type-G
Prototype
Old.new-m
Old.new-c
S、G、Prototypeは46度から58度まで2度刻みのロフト設定で比較的ストレートな顔つき。
Old.newは48度から58度までの設定でグースネックモデルです。
各モデルそれぞれにどんな方に向けてどんな使い方に向いているか、という設計コンセプトが明確です。
ヘッド全体はサテン仕上げだったり粗研磨でバックフェイスだけが美しい鏡面のミラー仕上げというデザインが特徴的で美しいです。
また、フェイスもアドレスしたボールが映り込む程の平滑仕上げ。
これらの平滑仕上げや鏡面仕上げを出来る職人さんは新潟県の燕三条にしかおられないそうです。
全体的な形状は垢抜けたティアドロップ形状で、構えやすく、どことなく懐かしい自然な感じがします。
使用している軟鉄素材も炭素含有量の低い軟らかい鉄で、メッキは全て銅下メッキ。
打球感も軟らかくフェイスに食い付く感じ。
当工房を含め師匠一門の各店はネック内のシャフト先端内に重量物を詰めたバランス調整をしないのでヘッド重量の管理が出来ないメーカーさんとはお付き合い出来ませんが、その点も十分理解して下さりご対応頂けるとのこと。
お客様からのロフト別注が上がって来るのが4月の予定で、その時に店内の試打クラブも一気に作ります。
写真右から
HIMEJI×TSUBAME IRON
CLOSER MUSCLE
CLOSER CAVITY
これらもやはり軟らかい軟鉄素材に銅下三層メッキで、インパクトの食い付き感が良いですね🎵
H/Tアイアンはバリバリのマッスルですがヘッドサイズはやや大きめで安心感のある顔。
とはいえ、やはり技量を求められるヘッドです。
それだけに打球感は唸るものがあります。
CLOSERは同じ鍛造型からマッスルとキャビティを削り出しており、好きな番手構成でコンボセットにも出来ます。
ソール形状や重心も番手毎に芝面との当たり方・スピン性能を考えて設計されており、アドレスでの顔も均整の取れた綺麗な顔です。
本格的な展開が始まりましたら改めてアナウンス致します。
乞うご期待!


