ベティナルディパター2021
今日、営業さんが現物抱えて訪問下さいました。
当店でベティナルディの受注会を開催してご注文を承る場合、モデルを選んで頂いたらメーカーからはシャフトをカットせず(長さを決めず)グリップは添付の半製品で送ってもらい、当店にて長さとライ角をフィッティングして調整し、最終仕上げをしてお渡しします。
なのでメーカー側がカスタム対応を何時からやってくれるか、に掛かっているんですが、
どうやら今年は全モデルに対応できるのが3月半ばになりそうとのこと。
上の写真の全モデルを試打しましたが、これは皆さんに紹介したい!と思える物が沢山ありました。
YOU TUBEの作業動画にご注意!
最近のYOU TUBE、ゴルフクラブをリシャフトするとかグリップ交換する作業を解説しながら見せるチャンネルが増えているように思います。
他所の工房さんが一つの作業をどんな考え方、どんな手技でやっておられるのかを知る意味で拝見しますが・・・
その中でも「一般ゴルファーでも自分で出来そうな作業」としてグリップ交換のチャンネルが沢山ありますが、
率直に言います。グリップ交換で最も大切な、絶対押さえておかなければならないポイントを話しているチャンネルはまだ見たことがありません。
今付いているグリップを切って剥がして別のグリップを装着すればグリップ交換作業完了?
それはヘッドにシャフトを接着してグリップを装着して「ゴルフクラブの姿」になればゴルフクラブ組み立て作業完了、って言ってるのと同じです。
グリップをシャフトに装着する方法としては両面テープ(グリップ装着専用)を使う方法が一般的です。
(テープを使わずエアで膨らませておいてシャフトに直接装着し、グリップ素材の粘着性による摩擦力だけで接着させるという物もあります)
①グリップ重さ1gでスイングバランスは0.2ポイント変動するんですが、替える前がバランスいくらで替えた後はいくらになる。という話が出てこない。
ゴルフクラブのスイングバランスってどのくらい変化すると振り心地やタイミングに影響が出るの?
何ポイントだと思います?プロのクラフトマンは何ポイントの変化に気を使うと思います?
基本は0.1ポイント単位での管理ですが、0.3ポイント以上変化する場合はそのグリップを不採用にするか、グリップ装着前のベースのクラブ(裸の状態、なんて言い方もします)に何らかの手を加えるか、装着後にヘッドに鉛調整をするか、です。
②下巻き両面テープの巻き重ね数はどうするのか、という話が出てこない。
グリップは基本的にシャフトのエンド(BUTTと言う)の直径0.6inch(=15.24mm)の太さに下巻テープ1重で装着した時の仕上がり太さを基準にして、使う方の手の大きさや指の長さの比率、さらにはその方の好みを考慮して下巻きを何重増やすのかを考えたり、逆にさらに細く仕上がる方法(挿し方やグリップ自体の選定)を考えます。
また、下巻テープには主に使われているものとしてNCAバッファロー(厚み0.18mm)と日東電工または寺岡(厚み0.13mm)があり、この0.05mmの厚みの違いは結構な違いです。ましてや重ね巻きするとなれば尚の事。
どんなテープをどう巻くか、も大切です。
テープには主に19mm幅、25mm幅、50mm幅の3種類の規格がありますが、持ち込まれたクラブのグリップを外してみると50mmテープを海苔巻のように巻いたものをよく見ます。
直径15.2mmのシャフトの外周は×3.14で47.73mmですから1mmちょっとの幅でテープが重なり合うことになります。この重なりがクラブの真下(真裏)からずれたところに来ればそこだけ0.13または0.18mm厚くなるわけですから気持ち悪くないですかね・・・
(因みにちょうど真裏に来た状態にバックライン有りのグリップを装着するとルール違反になる恐れがあります)
また、下巻き1重でスイングバランスはおおよそ0.2ポイント変化しますからこの事も決して無視できることではありません。
ドライバーのようなほぼ単体と言えるクラブの場合はまだしも、数本のセットで機能するアイアンセットやFWセット、UTセットの場合、番手間でスイングバランスが逆転する(短い番手の方が長い番手よりスイングバランスが小さい)状態は避けたいものです。
であれば、裸の状態でのスイングバランスのフローを適切に組み立て・調整した上で同じ重さのグリップを装着するか、グリップの重さも長い=重い、短い=軽い、というようにフローしてあてがうかする必要があります。
ここまで考えここまで管理して、最後に求められることは?
グリップの仕上がり太さを揃える事。
伸ばして装着すればするほど仕上がり太さは細くなります。この伸ばし具合を揃えなければ全番手が同じ太さには仕上がらないことになります。
ここまで気を遣ってグリップを装着しないと「クラブの姿」にはなっても「球を打つための道具」にはなり得ない、ということです。
それでも貴方は自分でグリップ交換したいですか?
他所の工房さんが一つの作業をどんな考え方、どんな手技でやっておられるのかを知る意味で拝見しますが・・・
その中でも「一般ゴルファーでも自分で出来そうな作業」としてグリップ交換のチャンネルが沢山ありますが、
率直に言います。グリップ交換で最も大切な、絶対押さえておかなければならないポイントを話しているチャンネルはまだ見たことがありません。
今付いているグリップを切って剥がして別のグリップを装着すればグリップ交換作業完了?
それはヘッドにシャフトを接着してグリップを装着して「ゴルフクラブの姿」になればゴルフクラブ組み立て作業完了、って言ってるのと同じです。
グリップをシャフトに装着する方法としては両面テープ(グリップ装着専用)を使う方法が一般的です。
(テープを使わずエアで膨らませておいてシャフトに直接装着し、グリップ素材の粘着性による摩擦力だけで接着させるという物もあります)
①グリップ重さ1gでスイングバランスは0.2ポイント変動するんですが、替える前がバランスいくらで替えた後はいくらになる。という話が出てこない。
ゴルフクラブのスイングバランスってどのくらい変化すると振り心地やタイミングに影響が出るの?
何ポイントだと思います?プロのクラフトマンは何ポイントの変化に気を使うと思います?
基本は0.1ポイント単位での管理ですが、0.3ポイント以上変化する場合はそのグリップを不採用にするか、グリップ装着前のベースのクラブ(裸の状態、なんて言い方もします)に何らかの手を加えるか、装着後にヘッドに鉛調整をするか、です。
②下巻き両面テープの巻き重ね数はどうするのか、という話が出てこない。
グリップは基本的にシャフトのエンド(BUTTと言う)の直径0.6inch(=15.24mm)の太さに下巻テープ1重で装着した時の仕上がり太さを基準にして、使う方の手の大きさや指の長さの比率、さらにはその方の好みを考慮して下巻きを何重増やすのかを考えたり、逆にさらに細く仕上がる方法(挿し方やグリップ自体の選定)を考えます。
また、下巻テープには主に使われているものとしてNCAバッファロー(厚み0.18mm)と日東電工または寺岡(厚み0.13mm)があり、この0.05mmの厚みの違いは結構な違いです。ましてや重ね巻きするとなれば尚の事。
どんなテープをどう巻くか、も大切です。
テープには主に19mm幅、25mm幅、50mm幅の3種類の規格がありますが、持ち込まれたクラブのグリップを外してみると50mmテープを海苔巻のように巻いたものをよく見ます。
直径15.2mmのシャフトの外周は×3.14で47.73mmですから1mmちょっとの幅でテープが重なり合うことになります。この重なりがクラブの真下(真裏)からずれたところに来ればそこだけ0.13または0.18mm厚くなるわけですから気持ち悪くないですかね・・・
(因みにちょうど真裏に来た状態にバックライン有りのグリップを装着するとルール違反になる恐れがあります)
また、下巻き1重でスイングバランスはおおよそ0.2ポイント変化しますからこの事も決して無視できることではありません。
ドライバーのようなほぼ単体と言えるクラブの場合はまだしも、数本のセットで機能するアイアンセットやFWセット、UTセットの場合、番手間でスイングバランスが逆転する(短い番手の方が長い番手よりスイングバランスが小さい)状態は避けたいものです。
であれば、裸の状態でのスイングバランスのフローを適切に組み立て・調整した上で同じ重さのグリップを装着するか、グリップの重さも長い=重い、短い=軽い、というようにフローしてあてがうかする必要があります。
ここまで考えここまで管理して、最後に求められることは?
グリップの仕上がり太さを揃える事。
伸ばして装着すればするほど仕上がり太さは細くなります。この伸ばし具合を揃えなければ全番手が同じ太さには仕上がらないことになります。
ここまで気を遣ってグリップを装着しないと「クラブの姿」にはなっても「球を打つための道具」にはなり得ない、ということです。
それでも貴方は自分でグリップ交換したいですか?





