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エルスがトップ10入り!/男子世界ランキング



◎ワールドランキング(2010年度 第11週)

フロリダ州マイアミで開催された「WGC 世界ゴルフ選手権 CA チャンピオンシップ」を制した南アフリカのアーニー・エルスは世界ランキングポイント74点を獲得に成功。前週20位だったエルスの最新ランクは12ランクアップの8位とトップ10に復帰を果たしている。トップ10以内ではマイアミで上位フィニッシュとなったポール・ケーシー(5位)、マーティン・カイマー(7位)、パドレグ・ハリントン(10位)が順位を上げてきている。通算5アンダーの22位タイで競技を終えた池田勇太は世界ランクポイント4.22点を加算。世界ランクの順位は前週と同じ40位をキープ。日本勢として最上位につける石川遼は前週比2ランクダウンの39位。石川と池田は今週、来週とUSPGAツアー競技に参戦予定。



★ ワールドランキング 上位トップ10
選手名/先週の試合結果/世界ランキング(前週比)
1位/タイガー・ウッズ(アメリカ)/出場せず オープンウィーク/変動なし
2位/スティーブ・ストリッカー(アメリカ)/WGC 世界ゴルフ選手権 CA チャンピオンシップ 16位/変動なし
3位/フィル・ミケルソン(アメリカ)/WGC 世界ゴルフ選手権 CA チャンピオンシップ 14位/変動なし
4位/リー・ウエストウッド(イングランド)/WGC 世界ゴルフ選手権 CA チャンピオンシップ 30位/変動なし
5位/ポール・ケーシー(イングランド)/WGC 世界ゴルフ選手権 CA チャンピオンシップ 6位/1ランクアップ
6位/イアン・ポールター(イングランド)/WGC 世界ゴルフ選手権 CA チャンピオンシップ 37位/1ランクダウン
7位/マーティン・カイマー(ドイツ)/WGC 世界ゴルフ選手権 CA チャンピオンシップ 3位/1ランクアップ
8位/アーニー・エルス(南アフリカ)/WGC 世界ゴルフ選手権 CA チャンピオンシップ 優勝/12ランクアップ
9位/ジム・フューリック(アメリカ)/WGC 世界ゴルフ選手権 CA チャンピオンシップ 37位/2ランクダウン
10位/パドレグ・ハリントン(アイルランド)/WGC 世界ゴルフ選手権 CA チャンピオンシップ 3位/1ランクアップ

★ 主な日本人選手は以下の通り(世界ランク200位以内)
選手名/先週の試合結果/世界ランキング(前週比)
石川遼/出場せず オープンウィーク/39位(2ランクダウン)
池田勇太/WGC 世界ゴルフ選手権 CA チャンピオンシップ 22位/40位(変動なし)
片山晋呉/出場せず オープンウィーク/72位(1ランクアップ)
藤田寛之/全英オープン アジア国際最終予選 メダリスト(世界ランクポイント対象外)/81位(1ランクダウン)
小田孔明/出場せず オープンウィーク/85位(1ランクダウン)
久保谷健一/出場せず オープンウィーク/90位(4ランクダウン)
今野康晴/出場せず オープンウィーク/91位(4ランクダウン)
近藤共弘/全英オープン アジア国際最終予選 24位(世界ランクポイント対象外)/123位(3ランクアップ)
丸山茂樹/プエルトリコ オープン 予選落ち/127位(4ランクダウン)
小田龍一/出場せず オープンウィーク/130位(2ランクダウン)
矢野東/全英オープン アジア国際最終予選 44位(世界ランクポイント対象外)/143位(変動なし)
平塚哲二/全英オープン アジア国際最終予選 10位(世界ランクポイント対象外)/155位(2ランクダウン)
武藤俊憲/出場せず オープンウィーク/163位(4ランクダウン)
今田竜二/出場せず オープンウィーク/165位(4ランクダウン)
丸山大輔/全英オープン アジア国際最終予選 メダリスト(世界ランクポイント対象外)/172位(1ランクダウン)
鈴木亨/出場せず オープンウィーク/175位(1ランクダウン)
谷口徹/出場せず オープンウィーク/179位(3ランクダウン)
谷原秀人/全英オープン アジア国際最終予選 8位(世界ランクポイント対象外)/191位(変動なし)
山下和宏/出場せず オープンウィーク/199位(2ランクダウン)
横尾要/出場せず オープンウィーク/200位(5ランクダウン)

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2打罰でV逸の朴仁妃、もしTV映像なかったら…



 14日に終了した女子プロゴルフツアーの「PRGRレディス」(高知・土佐CC)で、優勝したと思われた選手が、ペナルティーを受けて2位に下がる異例の事態が起きた。

 ゴルフは、スコアは自己申告。優勝者が決まるのが1時間も遅れた原因は、ルールの解釈の違いにあった。

 朴仁妃(パクインビ)選手(21)(韓国)は通算12アンダーでホールアウトしたが、スコア確認時に同組のウェイ・ユンジェ選手(30)(台湾)らが、1番ホールで疑義があったと指摘。日本女子プロゴルフ協会(LPGA)がテレビの映像を基に裁定し、2打罰を科されて10アンダーに。11アンダーのウェイ選手が“繰り上げ優勝”した。

 事実関係はこうだ。

 1番で朴選手が約50センチのパーパットを打とうと構え(アドレス)、パターを傾斜の強いグリーン面に2度つけたところ、ボールが約10センチ後方に転がった。ここで動く前の位置に戻さず打ったことで、「ゴルフ規則18の一般の罰」を受けた。

 朴選手は「私はアドレスしていない」の一点張り。強風や傾斜などで球が動くことは珍しくないが、選手に原因がなく、アドレス前なら無罰。協会は、ボールが動いた原因を朴選手が作り、アドレスの前後であることは関係ないとした。

 ではなぜ、スタート直後の出来事が5時間近くたって問題となったのか。

 ゴルフ競技では、同組の他選手のスコアをつけ、最後に互いに確認して提出する。今回は同組の選手から細かな動きは見えず、近くにいたボランティア係員が気付いて2番で選手に訴えた。ただ、規則担当の競技委員を呼ぶとプレーが中断する。同組のウェイ選手は「流れが良かったので、そのまま進んだ」と説明した。ボールが動いたことなどは選手自らが申告する問題で、同伴競技者が気付かないことも多い。

 ゴルフでは「灰色は黒」として、紛らわしい場合は罰を加えてスコアを申告する。LPGAの湯本弘子競技委員長は「プレーヤーは自分に誠実となるべきだ」と話すが、朴選手と最初の認識が違ったことで話は平行線をたどった。

 もし映像がなければ罰は科されず、朴選手の優勝となった可能性が高い。2004年11月には、横峯さくら選手がグリーン上で構えた際、パターに触れたボールが動いたのに気付かず、テレビを見た視聴者の指摘を受けて失格となったこともある。

 ◆ゴルフ規則18の要旨◆

 プレーヤーが球の動く原因を作ってはならない。さらに球をリプレース(元の場所に置き直す)しなければならないのにしなかった時は、一般の罰として2打罰を受ける。(運動部 高岡学)

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春の珍事!ホールアウト後に優勝取り消し ウェイが棚ぼたV…女子ゴルフ

 ◆女子プロゴルフツアー PRGRレディス最終日(14日、高知・土佐CC=6262ヤード、パー72) ホールアウト後に優勝者が入れ替わる前代未聞の珍事が起きた。通算12アンダーの首位でプレーを終えた朴仁妃(21)=韓国=がスコア提出時に1番ホールでの規則違反により2打の罰を科され、66で11アンダーとしたウェイ・ユンジェ(30)=台湾=に通算4勝目が転がり込んだ。朴は中田美枝(33)=フリー=と並び1打差2位。前週のアン・ソンジュ(韓国)に続き開幕から外国人選手が連勝するのは3例目となった。

 “優勝”の喜びで笑顔の朴に、まさかの結末が待っていた。ホールアウト後のスコア提出所。同じ最終2組前のウェイ、中田から規則違反を指摘されたのだ。競技委員が呼ばれ、報道陣も殺到。周囲は騒然となった。

 問題の場面は1番グリーン。朴はピン右横3メートルのバーディーパットを50センチショートし、ボールに近づいて後ろで素振りをした。その際、パターヘッドが軽く2回グリーンに接した。すると、ボールは傾斜のある後方に1回転半。朴はその位置にマークして仕切り直し。先に中田に打たせた後、パーパットを沈めた。

 これを見ていた整備員が「ボールが動いていた」と指摘。中田も気付いたと言う。だが、誰も細かい動作を見ておらず、「後で確認しよう」とプレーは続行された。

 朴はアドレス前に風と傾斜の影響で動いたなどと主張。通訳も不明確なため、競技終了後、1番で実況見分が行われた。だが、記憶があいまいで主張も食い違い、最後はテレビの映像を分析。湯本弘子大会競技委員長は「素振りとパターでグリーン上を叩いた行為がボールの動いた原因」としてゴルフ規則18の違反による2打の罰を適用した。協議開始から約1時間。当初パーの1番はダブルボギーとなり、ウェイが優勝とされた。

 2008年全米女子オープン覇者で、昨年末の予選会を経て今季は日本ツアーにも参戦する朴は、優勝の栄誉を逃がした上、約800万円の損。「結果を受け入れられない。自分が1位だと思う」と怒りが収まらず、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴も示唆した。宮里藍の米ツアー2連勝で注目を集める女子ゴルフ。開幕2戦目は後味が悪い幕切れとなった。

 ◆ゴルフ規則18 「止まっている球が動かされた場合」についての規則。今回は18―2「プレーヤーやパートナー、またはそのキャディーや携帯品により」のa通則を適用。(1)プレーヤーかパートナー、またそのどちらかのキャディーが「球の動く原因となることをしたとき」、(2)「携帯品が球の動く原因となったとき」は「その球はリプレースされなければならない」。朴はこれに違反したため、一般の罰により2打の罰を受けた。

 ◆ウェイ・ユンジェ 1979年9月13日、台湾新竹県生まれ。30歳。13歳でゴルフを始め、アマ時代はアジアナンバー1選手と呼ばれた。2001年、通算12アンダーのプロテスト記録でトップ合格し、日本ツアーに参戦。03年6月のアピタ・サークルK・サンクスレディスで初優勝した。家族は両親、妹、弟。165センチ、67キロ。
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