YC「お、起きたのか…」
「っ、はい。職務中、居眠りして、すみませんでした…」
YC「あ、あぁ…気を付けるように。」
「はい、すみません…」
YC「………」
「………」
…っ、とてつもなく気まずい。
それとも、私が考えすぎなのか…?
一人思考を巡らせていると、
社長は、片手にあるコンビニの袋の中から、ペットボトルを差し出してきた。
YC「ん。いつもの…」
それは、社長の言うとうり、私が好きなメーカーのミルクティーで、
小さく笑いながら私の手に乗せた。
「…知ってたんですね。」
YC「いつも見ていたからな。」
!!!!!!
心臓が出てくるかと思った…
この人は変なところだけストレートだから、気が気じゃない。
YC「…幸村」
「っ、はい!?」
YC「泣いたのか…?」
「えっ!?な、なんで知って…いや、泣いてないですけど…」
YC「嘘…」
「はい、嘘つきました。ごめんなさい」
しかし、「社長のことを考えすぎて泣きました」なんて言えるわけない。
この状況からの打開策を考えていると、
YC「少しだけ我慢して…」
「!!!!」
背中に感じた、社長のぬくもりに本日何度目かの驚き。
次こそ心臓が飛び出てしまう。
「社長…?」
腰に回った手が、ぎゅっと締まったと思いきや、首元に顔を埋める社長。
駄目だ…、心臓が持ちそうにない。
箍が外れそう…
YC「…ごめん」
そう言った社長は私の腕を引き寄せ、私の唇にそれを重ねた。
次に続く…