名誉をかけた欧米決戦、ライダーカップ(現地時間10月1~3日、ウェールズ、セルティック・マナー・リゾート)の米国チーム主将、コリー・ペイビン(米)が、勝負の鍵を握るタイガー・ウッズ(米)と近日中に直接会って話すと明言した。
ペイビンは、先週行われた全英シニアオープン(スコットランド、カーヌスティGL)最終日に、ベルンハルト・ランガー(独)を猛追したものの1打及ばず2位に終わった。それでも満足のいく結果であったようで試合後のインタビューにはご機嫌な様子で答えていた。しかし、2年に1度の大事な一戦について話が及ぶと一転して、厳しい表情になった。
同大会の戦士となれるのは各チーム12人。米国の場合は、過去2年間の成績によるポイントで自動的にメンバー入りできるのが8人で、残りは主将推薦となっている。だが、米国チームにとって絶対的エースであるはずのタイガーが、現在は7位と低迷。昨年のスキャンダルによる長期の戦線離脱が響き、復帰後の成績がふるわないのは仕方のないところだが、もしタイガーが8人の自動出場枠から転落してしまうと、主将推薦で選ぶ必要があり計算が狂ってしまう。
選手決定の締め切りは、今季最後のメジャー、全米プロゴルフ選手権(8月12~15日、ウィスコンシン州ウィストリング・ストレイツ)終了後。タイガーの今後の成績とともに、話し合いの行方も気になるところだ。(STATS-AP)
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